データ復旧事例

【TVで紹介】神戸三宮ラボ事例：LinkStation(リンクステーション)の出張修理依頼を頂き、データ復旧に成功(明石市製造業)

投稿日：2024.03.06 更新日：2024.2.21

メーカー：Buffalo
型番：LinkStation(リンクステーション) LS220DN0402B HDD:2TB×2
症状：アクセス不可
障害：物理障害
期間：3日

お客様より：明石市でLinkStationの出張修理対応希望しています

工場事務所内でCADデータやカタログなどの素材データ、図面やその他画像などを保管しているLinkStationですが、今朝出社するとフォルダに接続できなくなっていました。ミラーリングしていたのですがアクセスが全くできない状態です。エラーランプも点灯しています。このような製品に明るい者が退社しており、ネットで対応頂けるところを探したのですが郵送を促す業者ばかりでした。クイックマンさんはすぐに出張して頂けると言って頂いたのでお願いしました。納期が近い金型の図面データが本日中に復旧が出来れば非常に助かります

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果：物理障害の処置が必要です

お客様よりご連絡頂いた際に「何とか修理してほしい」と非常にお困りの様でした。当店は修理ではなく復旧サービスである事をお伝えしたところ、復旧をご要望されたので2つ返事で「今から向かいます」とデータ復旧専用機器を持って明石へ向かいました。元のご担当者様が退職される前にミラーリングでLinkStationを構成していると話されていたとの事でした。まずは内蔵ハードディスクを専用機器に接続し診断を行います。2台とも不良セクタがかなり発生していました。恐らくRAID1でミラーリングしていたものの、1台は既に不良セクタが多く正常に動作せずに1台のハードディスクを利用していた状態が続いてたのではと推測しました。お客様に毎日の様に上書きしているデータがLinkStationにあるかどうかを確認しました。そのファイル名と保存場所をお伺いし、より新しいファイルがあるハードディスクが前日まで利用できていたハードディスクであると判断しました。

復旧作業にチャレンジです

上記内容をお客様にお伝えし、物理障害の対応が必要であることをご案内しました。可能であれば本日中に復旧してほしいファイルがあると仰せでした。どちらにしてもクローニングする必要がある為、その場でハードディスクのクローン作製を始めます。本日中に必要なファイルの保存されているデータ領域を確認するとその領域には障害は発生していませんでした。そのデータ領域をクローン作成し確保したファイルをお客様に確認頂きました。結果、製造機器が認識しプログラム通り動作可能なファイルだった為、安心致しました。他に本日中に必要なファイルが無い事と、何かあった際に機器のあるお店の方が対応しやすいのでお客様にお断りをしハードディスクをお預りさせて頂きました。その後店舗に戻り引き続き作業を続け、99.9%以上の精度でクローンを作成する事が出来ました。翌朝にはクローンから保存データをお預かりしている納品用ハードディスクに確保する事が出来ました。復旧したデータを確認できる環境が当店には無い為、再度お客様の事務所へ出向き、復旧したファイルの確認を行って頂きました

復旧作業の結果

先行納品したファイル以外のデータを確認頂いた所、今後必要であるファイルについては復旧に問題ないことが分かりました。すべてのファイルを確認頂く事は時間的にも難しいので、絞って確認をお願いしました。古い3つのデータについては破損が大きかった為機器側で認識できなかったものの、他の確認頂いたファイルは問題なく利用できるとお褒めの言葉を頂き、お客様のお力になれたことを喜びました。

担当技術者より：

今回のような特急での要望もクイックマンでは対応出来る事があります。ご要望に応じて一部データの先行納品するなどの対応もしておりますのでまずはご相談ください。また、納品用HDDのご用意が間に合わない様なお急ぎ対応の際はこちらで納品用媒体をご用意する事も可能です。お客様のご希望をできるだけ叶える形で対応しておりますので、何か御座いましたら遠慮なくお尋ねください。Buffalo製NAS リンクステーション LS220DN0402Bからのデータ復旧もクイックマンなら迅速に対応いたします。まずは、フリーダイアルよりクイックマンまでご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。