データ復旧事例

内蔵ハードディスクに物理障害発生のアイ・オー・データ製LANDISK、HDL2-A2.0からのデータ復旧（大阪市西区　サービス業）

投稿日：2020.03.25 更新日：2020.03.25

メーカー：アイ・オー・データ
型番：HDL2-A2.0
症状：データにアクセスできない。メーカーの電話サポートで内蔵ハードディスクに物理障害の可能性があるといわれた。
障害状態：物理障害
費用：99,800円(＋税)～
期間：3日

※オプション料金別

お客様より（大阪市西区　サービス業）

ファイルサーバーとして使用しているLANDISKに今朝からアクセスできなくなりました。メーカーの電話サポートに連絡し、指示を受けながら色々と操作をしてみましたが、保存されているデータを見ることができません。内蔵されているハードディスクに物理的な障害が発生している可能性が高いとメーカーの方に言われデータリカバリーの専門業者を探すことにしました。会社で毎日使用している管理用のエクセルシートや、ホームページの画像素材など業務で使用するありとあらゆるデータが保存されています。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

LANDISKに内蔵されている2台のハードディスクを取外し専用機器で診断しました。1番、2番と2台あるハードディスクのうち、1番ハードディスクに不良セクタと呼ばれる読取不良の領域が発生しており物理障害と判断しました。正常に動作する2番のハードディスクよりRAID構成を調べたところRAID0で構成されていることがわかりました。データを復旧しお客様の業務をリカバリーするには、1番と2番のハードディスクに保存されているデータが両方とも必須となります。

復旧作業にチャレンジです

1番ハードディスクを専用機器で制御し、クローン作業を実施しました。1番ハードディスクに書き込まれているデータをセクタバイセクタで正常なハードディスクに書き写していきます。通常の設定では読み込むことのできない不良セクタ領域は、ハードディスクの読取設定を調整しできる限り全ての領域をクローンへ書き写すします。最終的には99.999%以上の領域を正常にクローンに書き写すことができました。また、作業負荷をかけない為に、2番ハードディスクのクローンの作成も行いました。作成したクローンハードディスク2台でRAID0を再構築したところお客様の必要なデータを確認することができました。

復旧作業の結果

当社で一時取得したデータをランダムにオープン確認しました。確認した30ファイル全てのデータを正常に開くことができました。クローンの精度と、実データのオープン確認結果より99%以上のデータが復旧できたと判断しました。念のため、ご納品時に店頭にてお客様にデータをご確認いただき問題なく復旧できているとご判断いただきました。