データ復旧事例

【緊急対応】テラステーション(TS-1.0TGL/R5）のデータ復旧事例(10年以上使用　物理障害　東大阪市　製造業）

投稿日：2020.05.18 更新日：2020.05.18

メーカー：バッファロー製テラステーション
型番：TS-1.0TGL/R5
構成：250GB×4台構成　RAID5
症状：内蔵HDDに物理障害が発生しアクセスできなくなった
障害：物理障害
費用：99,800円(＋税)～
期間：2日

※オプション料金別

お客様より

業務で使用しているテラステーションにアクセスできなくなりました。10年以上使用しているテラステーションですが設置した担当が退職しており社内で詳しい人がいません。毎日使用する管理用のエクセルファイルや、請求書や見積書など事務で使用するデータが保存されておりデータがないと業務に支障がでてしまいます。なるべく早くテラステーションに保存されているデータの復旧をお願いします。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

テラステーションの診断の結果

テラステーションから内蔵されている4台のハードディスクを取り出し専用機器で診断しました。4台中3台のハードディスクに経年劣化と思われる不良セクタを確認しました。データを復旧する為には、専用機器で内蔵ハードディスクのクローンを作成した上で、元のテラステーションのRAID構成を調べRAIDの再構築を行う必要があると判断しました。

テラステーションの復旧作業にチャレンジです

内蔵ハードディスク4台のクローン作業を実施しました。最初は負荷をかけないよう通常の読取速度で全体をの読取を行います。その後、通常の設定では読取できない不良セクタ領域の読取時間を調整しできる限りハードディスクの全領域を読み込みます。結果として、4台のハードディスクともに99%以上の領域を読み取ることができました。作成したクローンハードディスクをもとに元のテラステーションのRAID構成を調べます。元のテラステーションがRAID5であることが確認でき、RAID5を構築することでお客様の必要データを確認することができました。

テラステーションからの復旧作業の結果

お客様が今すぐにでもデータが必要とのことでしたので、当社内での一時確保は行わず、納品用のハードディスクに直接データの保存を行いした。保存したデータをお客様の会社へお持ちさせていただきその場でデータのご確認をしていただきました。結果としては、破損ファイルもなく元のテラステーションに保存されているデータが全て復旧できているとのご判断をいただくことができ、その場でご納品させていただきました。

担当技術者より

テラステーションからのデータ復旧は発売元であるバッファローもされているようですが、データ復旧の作業に2週間程度かかることが多い様で今回のように、緊急でデータが必要な際には対応が難しい様子です。クイックマンでは、緊急対応専用に復旧機材を常時確保する等の体制を整えていますので緊急でデータが必要な際はクイックマンにご相談ください。