データ復旧事例

【緊急対応】Logitec製WindowsServerタイプの「NAS機器LSV-MS2T」からの緊急データ復旧（大阪府門真市　製造業）

投稿日：2020.03.11 更新日：2020.03.11

メーカー：Logitec
型番：LSV-MS2T/2CW
症状：データにアクセスできない。
障害：重度障害
費用：149,800円(＋税)～
期間：24時間

※オプション料金別

お客様より

社内でデータ共有用のサーバとして使用しているLogitec製のNAS機器に今朝からアクセスできなくなりました。2台のハードディスクでRAID１で構成しているのでハードディスクを1台づつ認識させてみようとしましたが２台ともに認識しません。メーカーでもデータ復旧をしているみたいなので問合せをしてみましたが郵送で送らないといけないことと、データ復旧に2週間くらいかかりそうとのことでした。業務が止まっていて2週間は待つことができない為、大阪で即日対応可能なデータ復旧業者を探しました。持込でデータ復旧ができ即日で診断可能なクイックマンを見つめ持込しました。事務作業で使用しているエクセルのデータと、アクセスのmdbデータが緊急で必要です。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

クイックマン心斎橋本店にお持ち込みいただき、その場で診断させていただきました。内蔵されている2台のハードディスクの障害状況を専用機器で調査しました。1番ハードディスクは通電直後にカチカチ音が発生し専用機器でも認識させることのできない重度の物理障害が発生していました。0番ハードディスクは不良セクタと呼ばれる読取不良の領域が発生していましたが専用機器でなんとか認識させることができる状態でした。0番のハードディスクよりお客様からお伺いしていたフォルダの構成が確認できた為、RAID１構成であることを確認しました。ただし、2番のハードディスクに保存されている最も新しいデータが2016年で3年以上前の古いデータしか保存されていない状態でした。

今回の状況より推測される機器障害の経緯としては以下となります。

①2016年に0番ハードディスクに障害が発生し、NAS機器で0番ハードディスクがNAS機器に認識されていない状態で運用されていた。

②1台のみで動作していた1番ハードディスクにも障害が発生した為、データにアクセスできなくなった。

お客様の必要な最新のデータを復旧す為には、重度物理障害の発生している1番ハードディスクからデータを復旧する必要がある為、重度障害と判断いたしました。

復旧作業にチャレンジです

埃の発生しないクリーン環境で、1番ハードディスクのヘッド部品の交換を行いました。部品交換後、専用機器で動作の確認を行ったところ、若干の不良セクタは発生しているものの何とか認識させることのできる状態を確認しました。すぐに読み取れた障害ハードディスクの情報を正常なハードディスクに書き写すクローニングという作業を行いました。作成したクローンハードディスクを確認したところお客様の必要な直近のデータを確認することができました。

復旧作業の結果

復旧できたデータを店頭にてお客様にご確認いただきました。重要なエクセルやアクセスのデータについて、正常に開くかどうか、更新が最新になっているかどうかまでをしっかりとご確認いただきました。結果としては、重要なデータを全て復旧できているとのご判断をいただきました。緊急性が高かかった為、データの確認後その場でご納品させていただきました。

担当技術者より

今回のケースでは、お客様の業務が停止しているという緊急事態でしたので最速で対応させていただきました。重度障害で復旧に時間がかかる可能性もあった為、夜間作業も実施しました。結果はお持ち込みから1日程度でデータをお渡しすることができました。大阪、神戸、京都を中心とした関西圏で今回のようなスピード感でデータ復旧できる業者はクイックマンを含め2,3社程度だと思われます。多くのデータ復旧サービスがありますが、お急ぎでデータ復旧が必要な場合はクイックマンにご相談いただければ幸いです。