データ復旧事例

倉敷市データ復旧事例|電源が入らないDrobo PDR-DR4BAY(2TB×4)から納品目前の写真データを復旧に成功

投稿日:2025.11.12 更新日:2025.11.12


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メーカー:Drobo
型番:PDR-DR4BAY 容量:2TB×4
お客様からの症状:アクセス不可
障害:複合障害
期間:7日以内

 

 

お客様より:電源が入らず、納品直前の写真データにアクセスできない

岡山県倉敷市の写真スタジオ様より、「Droboの電源が入らなくなり、納品データが取り出せない」とのお問い合わせをいただきました。使用機種は Drobo PDR-DR4BAY(2TB×4構成/BeyondRAID方式) で、撮影済みの結婚式や広告案件のRAWデータ・修正版JPGデータを保存しておられました。数日前まで問題なく動作していたものの、突然電源が入らず、LEDランプも点灯しない状態になったとのこと。他社に相談したところ「Drobo独自のRAID構造には対応できない」と断られ、当社の過去事例を見て郵送でのご依頼となりました。「手直しもある為、1週間から10日以内には復旧してほしい」とのご希望でした。

 

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診断結果:本体の故障とHDD2台の認識不良を確認

Drobo本体に電源コードを指し動作確認を実施。お申し出の通り電源ランプも光らない状態でした。内蔵HDDを取出し、個別にデータ復旧専用機器で診断した所、ディスク2およびディスク4に広範囲の不良セクタが発生しており、Drobo独自のBeyondRAID構造を維持できない状態になっていることが判明しました。専用機器にてデータ領域にアクセスは可能である為、精密なクローンディスクを作成し、正常なHDD2台とクローンディスク2台でRAID解析を行う事としました。

 

復旧作業実施:不良セクタを回避しながら2台のクローンを作成

不良セクタが確認されたHDDをデータ復旧専用機器で慎重に制御しながらセクタ単位でクローンを作成していきます。専用機器でHDD内部の磁気ヘッドを制御し、回収できるデータを可能な限り読み込みます。全くアクセスできない不良セクタは回避しながら作業を進める事で、2台のHDD共に99.99%以上の精度でデータ回収する事に成功しました。次に正常なHDD2台とこうせいどのクローンディスク2台でBeyondRAIDの解析を実施。解析を進めていくうえで、2台の障害HDDの内、1台は今回のトラブルが発生する前にRAIDから離脱していた事が分かりました。3台のHDDで仮想RAIDを再構築し、無事RAIDを組む事が出来ました。

 

復旧作業結果:RAWデータを含む全データをお預かりから7日後に納品

お客様からIllustratorやPhotoshopなどの制作データが重要と言う事で、問題なく重要なファイルが開けるか確認して欲しいとご要望を頂きました。ご指定頂いた20ファイルを当店の環境で問題なく開ける事を確認。お客様にお伝えすると、「それが無ければどうしようかと思っていました。本当に助かりました。」とお喜びの声を頂けました。復旧後のデータはフォルダ構成も保持されており、結婚式撮影分・広告案件分・過去の顧客フォルダなどがすべて展開可能な状態でした。特に容量の大きいRAWデータは読み取りに時間を要しましたが、ファイル破損はなく完全に復旧することができました。総容量約5TBのうち、ほぼ全てのデータが復旧対象となり、お預かりから7日後に外付けHDDで納品いたしました。お客様からは「Droboが特殊構造でどこも断られたので助かりました。納品にも間に合って安心しました」とのお言葉をいただきました。

 

専門家からのアドバイス|Drobo独自構造は早期診断が重要

Droboシリーズは一般的なRAIDと異なり、独自のBeyondRAID方式を採用しています。これにより柔軟な拡張性が得られる一方で、内部構成の整合性が崩れると、通常のRAID復旧ソフトでは解析が困難です。また、Drobo本体の電源ユニット故障が発生することも多く、長年使用された機器ほどデータ損失リスクが高まります。アクセスエラーやランプの赤点灯を確認した段階で電源を切り、専門診断を受けることでデータ消失を防ぐことができます。

 

まとめ|他社で断られたDroboを再解析し、確実な復旧を実現

本事例は、倉敷市の写真スタジオ様が使用していた Drobo PDR-DR4BAY(2TB×4) で、電源ユニット故障とHDD2台の不良セクタ発生が重なり、他社で復旧不可と判断されたケースでした。不良セクタが発生した2台のHDDを高精度なクローン作成を行ない、Drobo独自構成を解析することで全データを復旧。お預かりから7日後に納品を完了し、2週間後のクライアント納品にも間に合った実例です。業務用途のDAS/Droboは構造が特殊なため、一般的なRAID装置と異なり、専門設備による対応が必須となります。

 

FAQ

Q1. Droboが電源不良になった場合でもデータ復旧は可能ですか?


A. はい。電源ユニットや制御基板の交換で本体を起動させ、HDDを個別診断することで復旧が可能な場合があります。

 

Q2. BeyondRAIDとは何ですか?


A. Drobo独自のデータ保護方式で、RAIDのように固定構成を持たず柔軟にドライブ容量を組み合わせられますが、解析には専用設備や技術、知見が必要です。

 

Q3. DroboのHDDを他社NASに接続してデータを見られますか?


A. できません。独自構造のため他メーカーのNASやPCでは認識されず、無理な接続はデータを損傷させるおそれがあります。

 

Q4. Droboでランプが赤く点灯した場合はどうすればいいですか?


A. 使用を中止して電源を切り、すぐに専門業者に相談してください。動作を続けると構成が崩壊する可能性があります。

 

Q5. Droboはバックアップがなくても安全ですか?


A. いいえ。BeyondRAIDは冗長性を持ちますが、電源・制御基板・複数HDD障害が同時に発生すると復旧が難しくなります。定期的なバックアップが重要です。

 

 

 

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嶌津 篤勝(しまづ あつかつ)
幼い頃から様々な機器の分解が大好きで、ハードディスクの分解組み立てスピードと正確さはクイックマン随一の分解スピードマスター。精度も高く、分解成功率はなんと98%以上!頼れる分解技術者です。

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