データ復旧事例

名古屋市で故障したハードディスクの修理希望 データ復旧で大切なデータを救います 外付けHDD WD製 My Passport for Mac/専門・技術サービス業

投稿日:2025.06.24 更新日:2025.06.24


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メーカー:WD製
型番:My Passport for Mac 容量:2TB
症状:認識しない
障害:重度障害
期間:7日

 

名古屋市で故障したハードディスクの修理相談がありました

名古屋市内のお客様から故障ハードディスクの修理相談がありました。

Macでご使用のポータブルHDDが認識しなくなったために修理をして欲しいという内容でした。
機種はWD製のMy Passport for Macです。

今回のポータブルHDDに限らず、機器が故障した時にまず思い浮かべるのは修理です。
しかし気をつかなければならないのが、HDDが故障してしまうとほとんどの場合、修理ができないという事です。

ポータブルHDDやもう少し大きな外付けHDD、PCやサーバーやNASで実際にデータが保存されているのは
中に入っているHDDやSSDです。
そのHDDやSSDが壊れてしまうと修理ができないのです。HDDやSSDが無事で他の箇所が故障していたら修理可能な場合もあります。
しかし修理作業によって保存されているデータがなくなるケースが多いので気をつかなければなりません。

ご相談があったお客様は、
修理 = “データが残ったまま元通りに使えるようになる”と考えていらっしゃいましたが、それはできません。

お客様に話を伺うと、やはり重要なのはハードディスクに保存されているデータでした。
そのため、データ復旧をするために診断することになりました。


 

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧 クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル 0120-775-200まで。

 

故障したハードディスクをクイックマン名古屋本店へ持ち込み

故障した修理不能のハードディスクをクイックマン名古屋本店へ持ってきていただきました。

データ復旧するといっても、ハードディスクの状態によって対処方法が大きく違います。また、データの内容もお客様によって様々でご事情も異なります。よくヒアリングをして、認識の違いが起きないようにしなければなりません。

故障したハードディスクですが、当社では故障の内容によって「論理障害」「物理障害」「重度障害」に分けています。

「論理障害」はシステム領域レベルで障害が起きているようなケースです。PCに例えるとOSのトラブルのような感じでしょうか。

「物理障害」はハードディスクの磁気ヘッドや基板の不調、プラッター(ディスク)にキズがついているなどハードディスクに機械的にトラブルが生じている場合で、クリーンルームでパーツ交換が必要な程、重症な場合は「重度障害」です。




故障したハードディスクを診断して結果をお客様へご報告します

症状は“ハードディスクが認識しない”でした。念のため、一緒にお持ちになったUSBケーブルのチェックをします。
USBケーブルに問題はなかったため、やはりハードディスク本体にトラブルがありそうです。

ハードディスクを診断するために外側のプラスチックケースを外します。
WD製のMy Passport for Macだったため、搭載されているのがUSB変換基板が一体になっているタイプのハードディスクを想定していましたが、やはりその通りでした。

取り外したハードディスクをデータ復旧作業機に接続して通電をしました。
するとハードディスクの挙動がおかしく、若干異音がしています。磁気ヘッドが故障している可能性があり、そのまま動かし続けると状態が悪化してしまう可能性が高いため、そこで通電をストップしました。

安全にデータ復旧するためにはハードディスクを開封してパーツ交換する事が最良の方法です。




重度障害のハードディスクをデータ復旧します

ハードディスクを診断した結果は重度障害でした。重度障害の場合、データ復旧するためにはパーツ交換しなければなりません。
ハードディスクに一致する適切なパーツに交換する必要がありますので、パーツ交換用に同じハードディスクを用意します。

同じWD製のハードディスクの準備ができたら、作業開始です。
今回は、ハードディスクの中にある磁気ヘッドを交換します。

ハードディスクは精密機器です。
内部に塵一つ付着したり、ディスクに目に見えない僅かなキズがつくだけでたちまち正常に動かなくなる機器です。
既に障害が起きているハードディスクですが、状態を悪化させないためにパーツ交換も慎重に行わなければなりません。

パーツ交換はクリーンルーム内で、技術と知識と経験を持った専門のスタッフが行います。

磁気ヘッドを交換したら、再びデータ復旧作業に接続してハードディスクの挙動をチェックします。
データ復旧作業機で制御できる状態になっていれば、セクターの情報を別のハードディスクへコピーしてクローンハードディスクをつくります。

クローンハードディスクをつくることで、不良セクターのない綺麗な状態でスキャン作業を進めることができます。


 

故障したハードディスクのデータ復旧に成功しました

スキャン作業の結果、ハードディスクに保存されているデータを見る事に成功しました。
次はデータの内容をチェックします。ファイルの更新日や正常性を確認して問題がなければ、データリストでお客様にもご覧いただきます。
お客様の確認が無事に済んだら、いよいよ復旧データを納品します。

今回はハードディスクが故障して修理希望のご相談でした。診断してハードディスクの重度障害が分かり、パーツ交換をしほぼすべてのデータを復旧する事ができました。

お客様はハードディスクが認識しなくなった時に、接続を何度か繰り返して認識できないか試していたそうです。
しかし、ハードディスクが故障している場合、むやみな操作で状態が悪化してしまう事があります。今回のような磁気ヘッドの故障の場合、ディスクにキズをつけてしまい、データ復旧ができなくなるような事も起こり得ます。

ハードディスクに異常を感じたら、専門業者へ相談する事をおススメいたします。

クイックマンではデータ復旧の診断は無料です。診断結果を即日お伝えしますので、お困りの時はご相談ください。

 

 

【参考:クイックマン名古屋の出張データ復旧をご紹介】

 

 

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嶌津 篤勝(しまづ あつかつ)
幼い頃から様々な機器の分解が大好きで、ハードディスクの分解組み立てスピードと正確さはクイックマン随一の分解スピードマスター。精度も高く、分解成功率はなんと98%以上!頼れる分解技術者です。

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