データ復旧事例

枚方市で故障したLANDISK（ランディスク）からの出張データ復旧を実施しました！（型番HDL-Z2WS1.0　医療関係企業様）

投稿日：2024.02.10 更新日：2024.02.10

メーカー：アイ・オー・データ
型番：HDL-Z2WS1.0
症状：LANDISK（ランディスク）本体からエラー音がなりデータへアクセスできない。
障害：物理障害
期間：24時間

お客様より～LANDISKがあるのは枚方市の病院で持ち出し不可～

まず、最初にお客様よりお電話でのお問い合わせをいただきました。お客様は医療系のシステムの販売会社で、取引先に導入しているLANDISKが故障したとのことでした。取引先が病院で、LANDISK（ランディスク）に保存されているデータは、個人情報も含まれている為、機器自体を外部へ持ち出すことができないとのことです。メーカーに問い合わせたところ、郵送で提携の会社に送らないといけないことと、復旧完了までに数週間かかるとのことで枚方市に近い場所にあるデータ復旧業者を探すことにしたとのことでした。大阪から枚方への出張が可能でしたのでクイックマンにご相談いただき出張でのデータ復旧のご要望をいただきました。

ハードディスクの状態によっては、クリーンルーム等の環境が必要な為、状況によっては機器をあずからなければならない場合もありますが、まずは持ち出しをせずに現地でデータ復旧ができるかも含めて、現地での診断をさせていただくことになりました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果～現地での対応は可能と判断～

故障したLANDISKのある枚方市の病院にデータ復旧の専用機器を持ち込ませていただき、現地で診断を行いました。

LANDISKに内蔵されている2台のハードディスクはともに物理障害が発生してる状態でした。特に1番ハードディスクについては、クリーンルームでの作業が必要（持ち出し必須）な重度の物理障害が発生していました。しかし、幸いにも2番のハードディスクについては、現地での作業が可能な状態であり、またお客様の必要なデータが2番のハードディスクから全て取り出せる状態であることが確認できました。

以上のことより現地での作業は可能と判断しました。

※補足：今回は500GB×2台でミラーリング（RAID1）で構成されている機器でした。ミラーリングは2台のハードディスクに同じデータを常に保存している為、今回のケースでは2番ハードディスクのみでの作業が可能となりました。

復旧作業にチャレンジです

2番のハードディスクを専用機器で制御し、障害ハードディスクと同じ情報を持った複製（クローンハードディスク）の作成を行いました。読み取りのできない領域は、読取り時間を調整することでできる限り100％に近い状態のクローンハードディスクを作成しました。

作成したクローンハードディスクを確認したところ、簡易なファイルシステムの解析作業でお客様のデータを確認することができ、すぐにデータの確保作業を行いました。

復旧作業の結果

取得できたデータの一部は専用システムのデータベースであった為、お客様にもご協力いただきデータの正常性の確認を行いました。

結果として、必要なデータは全て破損しておらず正常に使用できる状態であることを確認いたしました。

今回の復旧作業で99％以上のデータ復旧率と判断しています。

担当技術者～枚方市でのLANDISKの故障・データ復旧はお任せ下さい～

今回、故障したLANDISKについては、複数人でファイルを共有することの多いNAS機器となるため、「いち早くデータが必要」「緊急でデータ復旧が必要」という状況の多い機器となります。クイックマンでは、「メーカー対応では時間がかかる」というご相談が圧倒的に多い機器です。クイックマンでは、故障したLANDISKから短期間でデータ復旧できた実績が多くございます。

また、データ復旧を専門としている会社の枚方市にはない為、対応できる近くの会社を探しても大阪市の会社となるかと思います。クイックマンは大阪の会社ですが、枚方市への出張データ復旧対応も可能ですのでお困りの際は是非ご相談ください！