データ復旧事例

HD-LDS1.0U3-WA（バッファロー製外付HDD）からのデータ復旧事例（フォーマット要求　泉佐野市　食品加工業様）

投稿日：2020.10.14 更新日：2020.10.14

メーカー：バッファロー(内蔵：Seagate)
型番：HD-LDS1.0U3-WA(内蔵：ST1000DM003 )
症状：ドライブは認識するが、容量が表示されない。接続時に「フォーマットしてください」と表示される
障害：物理障害
費用：49,800円(＋税)～
期間：1週間程度

※オプション料金別

お客様より

仕事で使用している外付HDDが使用できなくなりました。HDDをパソコンに接続すると「フォーマットしてください」と表示がでてデータにアクセスができません。ネットで復旧ソフトを使用すると症状が悪化するケースがあることをしり、データ復旧専門の業者を探すことにしました。ほとんど毎日使用しているデータなので何とかデータの復旧をお願いします。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

障害が発生している外付HDD（HD-LDS1.0U3-WA）より内蔵HDDを取外し専用機器で診断を実施しました。「フォーマットしてください」と表示のでるいわるゆるフォーマット要求の症状は論理障害の場合と物理相がの場合があります。物理障害を見落とすと症状を悪化させてしまうリスクがあるため慎重に診断を行いました。今回のケースでは、ファイルシステム情報が書き込まれている領域に不良セクタと呼ばれる読取不良の領域が存在していることが判明しました。物理障害での対応となります。

復旧作業にチャレンジです

障害HDDの動作を専用機器で制御し、クローン作業を実施します。クローン作業とは障害HDDに書き込まれた記録情報を正常なHDDに書き写し文字通りクローン（複製）を作る作業です。クローン中に症状が悪化しないように進捗に作業を進めました。作成したクローンHDDをソフト上で解析を行った結果、お客様の必要としているデータを確認することができたので、すぐに一時確保作業を行いました。

復旧作業の結果

一時確保したデータを当社内で確認を行った結果、30点中30点が正常に開けることが確認できました。また、店頭でお客様にも復旧できたデータをご確認いただき、ファイルの漏れや破損がなく必要なデータは全て復旧できてるとのご判断をいただくことができました。作業の過程も踏まえ99%以上のデータが復旧できたと判断しています。

担当技術者より

非常にご相談の多い症状である「フォーマット要求」は、ハードディスクのシステム領域が正常に読み込めていないことが要因で発生する症状です。情報が正常に読み込むことができない原因は「システム情報が正確ではない。壊れている（論理障害」と、「システム情報が書き込まれている領域が劣化している（物理障害）」の２つの原因があります。物理障害が発生している場合に、復旧ソフトを使用すると症状が悪化してしまう場合がありますので、まずは信頼のおけるデータ復旧の専門業者に相談されることを強くおススメいたします。クイックマンでPC3000と呼ばれる専用機器で安全な初期診断を無料で行わせていただいておりますのご相談いただければ幸いです。