データ復旧事例

メーカーのロゴから先に進まず起動できなくなったノートパソコンからのデータ復旧(物理障害　大阪市天王寺区　製造業)

投稿日：2021.05.10 更新日：2021.05.10

メーカー：東芝製
型番：MQ04ABD200
症状：起動中動作停止し起動できない
障害：重度障害
費用：99,800円(税込109,780円)～
期間：4日程度

※オプション料金別

お客様より

ノートパソコンを使用中にキーボード部分に重いものを落としてしまい、画面が固まりました。全く動かないので一度強制終了し再起動してみるとメーカーのロゴから先に進まず1時間ほど待っても起動できなくなっていました。パソコンの中に重要なデータがあり取り出す事は可能でしょうか。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

2TBの内蔵ハードディスクを取り外し診断を実施した結果、ハードディスクの制御基板（PCB）に障害が発生していることを確認しました。重度障害としての処置が必要となる為、お客様に重度物理障害のご案内をしご対応させていただきました。

復旧作業にチャレンジです

ハードディスクの制御基板に障害が発生していたためまずは制御基板の修復作業を行いました。制御基板の修復を実施することで専用機器で正常に認識するようになった為、論理領域に障害が発生していないか診断を行いました。結果的に、論理領域には障害が発生していなかった為お客様のデータを確認することができました。

復旧作業の結果

データ復旧作業の過程から、100%のデータが復旧できたと判断しました。しかしながら、万が一があってはいけないためお客様にデータ確認を行っていただきました。実際にデータを見ていただいた結果、すべてのデータが復旧できているとご判断いただけましたのでご納品させていただきました。

担当技術者より

制御基板に異常が発生した際、使用されているパーツの破損が多いです。ただ、ハードディスクの制御情報を保存しているパーツは安全な場合が多く、別ハードディスクの制御基板に乗せ換えてあげることでモーターが回転してくれることは多いです。重度物理障害が発生した際に使用するドナーハードディスクの要件が厳しいため、開封などをされて状態の確認を決して行わないようにしていただければと思います。