データ復旧事例

【緊急対応】アクセスできなくなったテラステーションからのデータ復旧

投稿日:2019.07.01 更新日:2019.07.01


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メーカー:バッファロー
型番:TS5200D0402
症状:アクセスできない
障害状態:複合障害障害
費用:定額99,800円
期間:1日
※オプション料金別



お客様より

6月で四半期末を迎えるため、情報の整理を行っていました。上司からテラステーションにアクセスができないと指摘をいただき確認しに行くと、ディスプレイがEMモードと表示されて使用できなくなっていました。バックアップの確認も行ってみ架したが、ここ3週間程度のデータが全く損じあしていない状態です。週明けの社内の報告資料を作成する上でのデータがここにしかないため、どうしてもデータが必要です。

診断の結果

専用機器上でハードディスクの診断を行いました。1番のハードディスクは、正常に起動し、認識させることができました。2番のハードディスクからは一部の領域で読み込み不良が見つかりまし。とりあえずRAIDの復旧用機材に接続してRAIDの再構築が可能かの確認も行ってみましたが、1番ハードディスクパーティション情報までは読めるがファイルシステムが見えず、2番のハードディスクは、ただハードディスクを認識しているという状態でした。複合障害で対応を行うことにしました。


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復旧作業にチャレンジです

まずはディスクイメージの取得を行いました。それぞれ何とか100%のイメージ取得が完了できましたが、RAIDの復旧用機器にて認識させると、初期診断時の状態と変わらない状態でした。普段であれば、2台分のディスクイメージを使用して、解析作業を行うのですが、今回は解析作業を行うとお客様のニーズを満たすことができなくなるため、RAIDを再構築させるために必要な情報を探し出し、強制再構築を行うことにしました。もともと認識していた時点でのパーティション情報とは変わっていましたが、RAID0でRAIDが構築されていることがわかりました。


復旧作業の結果

RAIDの最高徳が完了した状態からはフォルダ構成などが問題なく確認できる状態で、オープン確認を行っても問題なくファイルを開くことができる状態であることを確認し、データ確保を実施して、復旧データとしてお渡ししました。


担当技術者より

緊急対応でのご依頼をいただいたので、復旧に必要な機材を最優先で使用し、データの復旧を試みました。ディスクイメージの取得に時間を要しましたが、RAIDの再構築などでは想定より早く作業を完了することができました。通常ですと1週間程度の時間の余裕をいただいて作業を行うのですが、緊急対応であったため、使用可能な機器を最優先で使用して行いました。想定では48時間以内の納品を想定して対応してまいりましたが、結果的に24時間以内に納品が完了できたため、とても安心しました。

まとめ

クイックマンでは、アクセスができなくなったからテラステーションからでも復旧を見込むことができます。突然の機器障害でお困りの際には、まずご相談いただけますようお願いいたします。

嶌津 篤勝(しまづ あつかつ)
幼い頃から様々な機器の分解が大好きで、ハードディスクの分解組み立てスピードと正確さはクイックマン随一の分解スピードマスター。精度も高く、分解成功率はなんと90%以上!頼れる分解技術者です。

 

データ復旧 クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル 0120-775-200まで。

 

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