データ復旧事例

昔、復旧をあきらめたHDDからのデータ復旧

投稿日:2017.06.02 更新日:2017.06.02

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障害状況

メーカー:Seagate   型番:ST3500620AS(500GB)
症状:アクセスできなくなった  障害状態:ファームウェアエラー

 

10年ほど前の話です。ST3500620ASが突然認識しなくなりデータの復旧をお願いしたのですが、当時の復旧業者さんが提示した金額が、こちらの予算を大幅に上回っていたため仕方なく諦めましたが、対応してくださった方が、本当に必要なデータがあるならと、長期保存の方法を教えて下さり、保存していました。最近たまたまインターネットを見ていると、御社も含め、データの復旧費用が想定していた予算内で収まりそうな感じがしていたので、診断をお願いすることにしました。当時の担当者さんからは、ファームウェアのエラーが出ている状態で、リコール対象になってますよと教えていただきましたが、ディスク交換となってしまうそうで、交換をせず保管していました。子供たちの幼いころの写真を撮りためていたので、何とかしてもらえますか?。

 

対応内容

ST3500620ASの診断を行ったところ、モーターは動くがヘッドは全く反応しないという状態で、当時同様の対応をいくつか行ったことがあるのですが、まったく同じ状態でした。一定の措置を施し、再度起動させたところ、HDDを認識させることができました。すぐにディスクイメージを取得し、データの復旧を行いました。お客様にもご確認いただき、データがきれいに出てきてくれていると、非常に喜んでいただけました。


担当者より
Seagate社製HDDで一時期あったファームウェアトラブルによる、リコール対象のHDDからの復旧でした。今はまず見かけることのないエラーです。インターネット上でも公開されていたりするのですが、手順を間違えたりすると、HDDを破壊してデータの復旧ができなくなるリスクの高いものでもあります。今回のようなHDDのトラブルも含め、何かしらの障害が発生してしまったとき、対応を間違えるとほとんどの場合が、障害状態を悪化させてしまう引き金になってしまいます。そのような最悪の事態を避けるために障害が発生したらまずはご相談いただければと思っております。

まずはフリーダイヤルからご相談いただきお持ち込みくださいますよう、よろしくお願いします。

 

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