
データ復旧事例
【神戸北野】LANDISKからカチャカチャ異音発生!重度物理障害でも業務データを復旧成功!

メーカー:I-O DATA(アイオー・データ)製
型番:LAN DISK HDL2-X8/DB1 容量:4TB×2
症状:アクセス不可
障害:重度物理障害
期間:3日
神戸北野 LANDISK 重度障害データ復旧事例:お客様より
神戸市中央区北野坂にオフィスを構える貿易商のお客様より、「業務用のLANDISKにアクセスできず、電源を入れると中からカチャカチャと異音がしている」とご相談を頂きました。
機種はI-O DATA製LAN DISK HDL2-X8/DB1(4TB×2構成)。日々の営業記録や契約書、顧客データなど、すべての業務データを保存しており、社内でも共有フォルダとして活用されていたとのことです。
誤って使用中に落下させてしまい、直後から赤いランプが点滅しアクセスできなくなったそうです。メーカーにも問い合わせたものの、送付修理は2週間以上かかるとの返答があり、業務に支障が出ているため「今すぐ対応してくれる業者を」とWEB検索で当社を見つけ、神戸三宮ラボへ持ち込み来店されました。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
神戸北野 LANDISK 重度障害データ復旧事例:診断結果
すぐに障害機器を開封し、内蔵HDD2台をそれぞれデータ復旧専用機器にて診断を行いました。
2台とも通電は確認できましたが、いずれもモータは動作しているものの、カチャカチャという異音が発生しており、磁気ヘッドの損傷による重度物理障害と判断しました。
特に2台同時の物理障害という状況はRAID構成においても極めてリスクが高く、慎重かつ高精度な対応が求められました。
お客様に現状を丁寧にご説明し、緊急性が非常に高いとのことで、最短対応が可能な特急プランをご案内しご注文いただきました。
神戸北野 LANDISK 重度障害データ復旧事例:復旧作業実施
まず最初に、当社で保有している同時期・同型番の正常なHDDを部品取りとして準備し、障害HDDの磁気ヘッド交換作業を開始しました。
クリーン環境下で慎重に分解し、損傷ヘッドを取り外し、正常部品を移植。移植後のHDDを再び専用機器で動作させたところ、ヘッドは正常動作を確認。
同様にもう1台のHDDについても同様の異音がありましたので、同様に部品移植を実施しました。
両方のHDDが安定稼働していることを確認後、高精度なセクター単位でのクローンディスクを作成しました。
クローンディスクが完成した後、RAID構成の解析を実施。RAID1構成と判明したため、データが重複して保持されていることを確認し、安全な方のデータを抽出対象としました。
解析結果から総容量は約2TB弱で、すべての業務フォルダが正常に読み込めることを確認し、データ領域を確保し納品用媒体へ保存しました。
この一連の作業は、高度な復旧技術・設備・部品ストック・経験がそろっていなければ対応が困難な案件であり、即日診断・特急対応・物理障害対応がワンストップで可能な当社だからこそ、復旧まで漕ぎつけた事例です。
神戸北野 LANDISK 重度障害データ復旧事例:復旧作業の結果
ご来店いただき、データの内容をご確認いただいたところ、「全部見られます!本当に助かりました!」と非常に安心されたご様子でした。
業務の中心となるエクセルファイルや海外とのやりとりのPDF契約書など、必要なデータがすべて揃っていたとのことで、即日業務に復帰できたと後日感謝のメールも頂戴しました。
「他にも2社ほど問い合わせたが、いずれも物理障害では対応できない、時間がかかると言われた。ここまで早く対応してもらえるとは思わなかった」とのご感想をいただき、私たち技術スタッフも復旧に携われたことを嬉しく思います。
神戸北野 LANDISK 重度障害データ復旧事例:担当技術者より
NAS機器は耐衝撃設計にはなっていないため、使用中の落下は極めて危険です。
特にRAIDを構成している場合は、1台だけの障害でも運用リスクが高まり、2台同時障害となると復旧は高度になります。
異音がしている状態で何度も通電を試みると、損傷が広がる可能性があるため、異音や赤ランプを確認した時点で通電を止め、専門業者に相談することが最善です。
また、復旧に必要な同型番部品を常に複数保持している事業者は少なく、スピードと技術力を重視する場合は実績豊富な専門業者に直接ご依頼いただくことをおすすめします。
神戸北野 LANDISK 重度障害データ復旧事例:まとめ
今回は、神戸市中央区北野坂の企業様より、LANDISKから異音がするという緊急のご依頼を頂き、重度物理障害ながら特急対応でデータを復旧することに成功しました。
「カチャカチャと異音がする」「赤ランプが点滅してアクセスできない」といった症状でも、高度な技術と機材・経験を持つ当社なら対応可能です。
特に神戸・三宮周辺で即日対応・持ち込み診断・物理障害にも対応可能なデータ復旧専門業者をお探しの場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
神戸北野 LANDISK 重度障害データ復旧事例:FAQ
Q1. LANDISKからカチャカチャ音がしたらすぐに電源を切った方がいいですか?
はい、すぐに電源を切ってください。磁気ヘッドが損傷している場合、通電を続けることでディスク表面を削ってしまい、復旧不可能になるリスクがあります。
Q2. 神戸市内からの持ち込みは予約が必要ですか?
予約無しでも対応可能ですが、特急対応や混雑回避のために事前にご連絡いただけるとスムーズです。
Q3. 落下でNASが壊れてもデータは復旧できますか?
可能です。物理障害の程度により異なりますが、今回のように部品交換・高精度クローン作成を経て、データが復旧できるケースは多くあります。
Q4. 同じようなLANDISKを複数台使っていますが、バックアップは必要ですか?
はい。RAID構成でも機器自体の障害や同時多発故障は発生します。別媒体へのバックアップは必ず行ってください。
Q5. データが復旧できた後の再発防止策はありますか?
落下対策(耐震マット等)、電源周りの見直し、バックアップの自動化など、複合的な対策が有効です。当社ではバックアップ構成のご提案も承っております。
【クイックマンからのお知らせ】
急ぎでデータが必要ということでデータ復旧のご相談をいただくことが増えてきています。
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詳細は下記よりご確認ください。

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