データ復旧事例

再起動ループするようになってしまったSSD内蔵ノートパソコンからのデータ復旧（大阪市東成区　製造業）

投稿日：2020.03.03 更新日：2020.03.03

メーカー：Colrful(HP)
型番：SL300(11-K018TU)
症状：ロゴが表示されてほどなく再起動が行われる。
障害：論理障害
費用：39,800円(＋税)～
期間：1週間前後

※オプション料金別

お客様より

外出時の作業用モバイルとして使用していました。客先の訪問が終わった後、カフェで打ち合わせのまとめを行おうとして電源を入れると、起動画面の途中で再起動が行われ、ループが発生してしまいました。エクセルやパワーポイントが最重要です。もともとあったハードディスクから知り合いに交換してもらったのですが、対応は可能でしょうか？

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診断の結果

専用機器にてSSDの状態の診断を行いました。専用機器を通しての認識の状態は正常と判断できるのですが、データ復旧機器に直接接続しての認識についてはパーティション情報のみが読み込め、データ領域へのアクセスができない状態でした。論理障害で対応を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

初期診断にて見つからなかったセクタ異常などの確認のため、クローンディスクを作成することにしました。クローン作業は、すべての領域で問題なく読み込むことができました。論理障害用のツールよりクローンディスクの情報を確認し、データ確保を行いました。

復旧作業の結果

確保したデータをお客様にご確認いただきました。初期診断時点である程度の確認はできていたため、必要データ数点の確認だけ行っていただき、復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より

最近はハードディスクに限らず。SSDが購入時点で使用されていたり、高速化のための換装でかなり増えてきています。今回は論理障害であったため容量にかかわらず定額でのご対応が可能でしたが、重度の障害となると、同容量のハードディスクに比べると、かなりの高額になってまいります。不足に事態に備えてバックアップはしっかりと行っていくようにしましょう！