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古いNASを使い続けるリスクとは?買い替え前に確認したいポイント

 

社内のファイル共有やデータの保存や管理、システム運用にサーバーが使用されています。

しかし多くの中小企業では大規模なサーバーではなく、
NAS(ネットワーク対応ハードディスク)を使用しているケースがとても多いです。

I-O DATAのLANDISKやBUFFALOのLinkStationをはじめ、SynologyやQNAPなど、
さまざまなNASがオフィスで活躍しています。

導入が比較的容易で、複数人でデータを共有できることから、中小企業にとって欠かせない設備の一つとなっています。

しかし、その一方で「導入してから何年も放置している」というケースも少なくありません。

データ復旧のご相談をいただく中でも、

・10年以上使っていた
・壊れるまで使うつもりだった
・特に問題がなかったので何もしていなかった

というお話をよく耳にします。

NASは24時間稼働していることも多く、
内部のハードディスクや電子部品には常に負荷がかかっています。
そのため、古いNASを使い続けることには様々なリスクが存在します。

今回は、古いNASを運用し続けることで発生するリスクや、
買い替え時に確認したいポイント、
そして万が一故障してしまった場合の対処法について解説します。

 

NASの寿命はどれくらい?

そもそもNASは何年使えるのでしょう?

NASそのものに明確な寿命が定められているわけではありません。

しかし一般的には次のように考えられています。

・5年前後で買い替えを検討
7〜10年で故障リスクが高まる
10年以上はかなり注意が必要

特にNAS本体よりも先に寿命を迎えることが多いのが内部のハードディスクです。

ハードディスクは消耗品であり、使用時間が長くなるほど故障率は高くなります。

また、NAS本体側も、

・電源ユニット
冷却ファン
RAID制御基板
LANポート

などの部品が経年劣化していきます。

つまり、

「昨日まで使えていたから明日も使える」

とは限らないのです。

 

古いNASを使い続けるリスク① ハードディスク故障

最も多いトラブルがハードディスク故障です。

2ドライブ以上のNASの場合、
内部では複数台のハードディスクが同時に稼働しています。


長期間運用していると、

・不良セクターの発生
読み取りエラー
異音の発生
回転不良

などが起こります。

初期段階では、

・ファイルを開くのが遅い
コピーに時間がかかる
フォルダ表示が遅い

程度ですが、症状が進行すると、

・NASにアクセスできない
共有フォルダが開けない
RAIDエラーが表示される

といった状態になります。

さらに故障した状態で使い続けると、復旧難易度が上がってしまうこともあります。

 

古いNASを使い続けるリスク② RAID障害


「RAIDを組んでいるから安心」
と思われている方も多いですが、RAID障害のご相談は非常に多くあります。

RAIDとは複数のハードディスクを組み合わせて運用する技術ですが、バックアップではありません。

RAIDを組んでいる場合、1台の故障なら復帰が可能です。

しかし、

・2台目が故障した
RAID情報が破損した
リビルドに失敗した
誤って設定を変更した

などといったトラブルでデータへアクセスできなくなります。

“複数同時に故障”なんて信じられませんが、
すべてのハードディスクが同時期に導入されているため、
1台が故障すると他のディスクも劣化している事があります。

 

古いNASを使い続けるリスク③ サポート終了

NASを導入する時は、個人が量販店で一般的な外付けHDDを購入するのとは違い、
業者に依頼している事がほとんどです。

初期導入のタイミングで保守サポート契約を結んでいたりるすのですが、
古いNASの場合、知らないうちにサポートが終了しています。

また、メーカーサポートも終了しているので修理もできません。

また、セキュリティ更新が停止している機種では、外部からの攻撃リスクも高まります。

インターネット経由で利用しているNASについては特に注意が必要です。

 

古いNASを使い続けるリスク④ 突然の業務停止

企業にとって最も大きな問題は、業務が止まってしまうことです。

NASには、重要な情報が保存されています。

そのため、NASが突然使えなくなると、業務そのものに大きな影響を与えます。

実際に、

「月末処理中にLANDISKへアクセスできなくなった」

「共有フォルダが開けず業務が止まった」

というご相談も多くいただいています。


買い替え前に確認したいポイント

保存データの確認

まず確認したいのは、「何が保存されているか」です。
古いNASには長年蓄積されたデータが保存されています。

その中には、

・現在も使うデータ
法令上保管が必要なデータ
すでに不要なデータ

が混在しています。

移行前に整理しておくことで、新しいNASへスムーズに移行できます。

ただし、誤った操作で必要なデータを消さないように十分にご注意ください。

 

バックアップの確認

買い替え前には必ずバックアップを取得しましょう。
理想的には、複数箇所へ保存します。

実は「買い替えを検討していたら故障した」というケースも少なくありません。

「そろそろリプレイスを」と考えていても、
法人だと社内稟議などがあり、後回しになっている内に・・・なんてことになりかねません。

バックアップがあるだけでリスクは大きく軽減されます。

異常がないか確認する

以下の症状がある場合は注意が必要です。

・異音がする
アクセス速度が遅い
エラー表示が出る
RAID警告が表示される
電源が入りにくい

このような状態で移行作業を行うと、途中で完全に故障する可能性があります。

NASが故障したときにやってはいけないこと

NASにアクセスできなくなった場合、慌てて対応すると状況が悪化することがあります。

例えば、

・何度も再起動する
HDDを抜き差しする
RAID設定を変更する
初期化する
市販ソフトで復旧を試みる

といった行為は注意が必要です。

特にRAID構成の場合、操作によってRAID情報が書き換わり、復旧難易度が上がるケースがあります。

データが重要な場合は、まず現状を維持することが重要です。


データ復旧業者へ相談すべきタイミング

以下のような症状が出ている場合は、早めの相談をおすすめします。

・LANDISKにアクセスできない
・TeraStationにアクセスできない
・RAID崩壊が発生した
・HDD故障の警告が表示された
・NASが起動しない
・重要データが保存されている

早い段階で対応することで、復旧できる可能性が高まるケースもあります。

 

 

【まとめ】

古いNASは、ある日突然アクセスできなくなることがあります。

特に5年以上使用している機器や、メーカーサポートが終了している機種は注意が必要です。

大切なデータを守るためには、

・定期的なバックアップ
・状態確認
・計画的な買い替え

が重要です。

また、すでにNASにアクセスできない、共有フォルダが開けないといった症状が発生している場合は、
無理な操作を行わず専門業者へ相談することをおすすめします。

クイックマンでは、LANDISK・TeraStation・QNAP・Synologyなど各種NASのデータ復旧に対応しております。

RAID障害やハードディスク故障によってアクセスできなくなったNASからのデータ復旧実績も多数ございますので、
お困りの際はお気軽にご相談ください。

 

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧 クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル 0120-775-200まで。

 

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