データ復旧事例

【TVで紹介】　うっかりでフォーマットを行ってしまったポータブルハードディスクからのデータ復旧（大阪府大東市　法人様）

投稿日：2025.12.09 更新日：2025.12.09

Logitec製
型番：LHD-PBM40U3BK
お客様からの症状：誤フォーマット
障害：論理障害
期間：2日程度

お客様より：LHD-PBM40U3BKが起動できなくなりました。

使用しているパソコンの容量が少ないため、補助ドライブとして使用しています。Windows11のアップグレードツールをインストールするために接続していたUSBメモリをフォーマットする予定だったのですが、うっかりでLHD-PBM40U3BKに対してフォーマットを行ってしまい、保存していたデータすべて消えてしまいました。エクセルやワード、PDF、CADのデータなどを保存しています。業務上の影響が大きいので、何とかデータの復旧をお願いしたいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果：LHD-PBM40U3BKは重度物理障害を発生させていました。

障害機器LHD-PBM40U3BKを梅田大阪駅前店へお持ち込みいただき、念のために専用機器上での初期診断を行いました。診断の結果、想定通りで特に物理的な障害などが潜在的に発生しているようでもなかったため、論理障害での対応を行うことにしました。

LHD-PBM40U3BKのデータ復旧作業にチャレンジです

解析作業によって発生する負荷によってお客様からのお預かり機器の破損を避けるため、専用機器にてクローン作業を行い、作成したクローンディスクを使用して解析作業を実施しました。解析作業にて確認できたデータの一時取得を行い、取得できたデータの確認を行ってみましたが、一部のフォルダの構成が破損している状態でした。取得できたデータからエクセルやワード、PDFファイルをランダムに30ファイルほどを選択してオープン確認を行ってみましたが、復旧率としては90%程度と判断できる状態でした。

復旧作業結果：LHD-PBM40U3BKからのデータ復旧に成功！

取得できたデータを梅田大阪駅前店にて確認を行っていただきました。一部のフォルダの構成が破損していることをご理解いただいたうえで、データの確認を進めていただきましたが、一部のフォルダに関してお客様の記憶にあるフォルダ内へ復元できていないことが確認されました。取得できたデータに対して検索を行ってみると、本来のフォルダ名称とは別の名称にて作成されているフォルダ内に必要とされているデータを確認いただくことができ、オープン確認を実施していただくと無事に開けることが確認いただけたため、復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より：LHD-PBM40U3BKからのデータ復旧は、ぜひクイックマンで！

Windows上でフォーマット作業を行う際に、クイックフォーマットのチェックボックスをオンにした状態でフォーマットを行うと、既存フォルダの構成情報がリセットされてデータが表示されなくなります。この状態では、元々保存されているデータの完全削除が実施されていないため、データ復旧によって大切なデータを取り戻せる可能性が高くなります。クイックフォーマットのチェックボックスがオフになっていると、既存データに対しての削除作業も追加されるため、データ復旧作業を行ったとしても大切なデータが取り戻せなくなっている待っている場合があります。うっかりミスによるデータの完全削除を避けるためにも、フォーマットを行われる際は、クイックフォーマットでのフォーマット作業を行っていただくことをおすすめします。MacOSやLinux、Andriodなどではこの考え方が適用外となる場合があるためご注意ください。誤ってフォーマットしてしまった、削除してしまったなど、データでお困りの際は、ぜひご相談ください。