データ復旧事例

【阿佐ヶ谷受付店データ復旧事例】PCからでアクセス出来なくなった外付けHDDからデータ復旧に成功！

投稿日：2024.11.26 更新日：2024.11.26

メーカー：バッファロー製
型番：HD-LC2.0U3-BK　容量：2TB
症状：HDDを認識しない
障害：重度物理障害
期間：10日以内

【阿佐ヶ谷受付店データ復旧事例】

杉並区で卸売業を営むお客様より、データ復旧のご相談をいただきました。問題の機器は、バッファロー製の外付けハードディスク「HD-LC2.0U3-BK（容量2TB）」です。PCで突然認識されなくなり、出入りの業者に相談したものの復旧は不可能との回答。その後、別の専門業者にも問い合わせたものの、提示された復旧費用が非常に高額だったため、他の選択肢を探していたとのことです。当社のブログ実績をご覧いただき、阿佐ヶ谷受付店へ直接お持ち込みしたいとの事でした。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

【阿佐ヶ谷受付店データ復旧事例】診断結果

阿佐ヶ谷受付店にて受付後、外付けハードディスクをデータ復旧ラボへ発送。ラボ到着後、専用機器を用いて無償診断を実施しました。診断中、ハードディスクから異音が確認され、「重度物理障害」と診断致しました。

重度物理障害とは？
ハードディスク内の精密部品（磁気ヘッドやプラッタなど）が損傷している状態を指します。この障害では、一般的なツールやソフトウェアではデータ復旧が不可能で、専用機器と高度な技術が必要です。

お客様へ状況を詳しくご説明し、正式にデータ復旧のご依頼をいただきました。

【阿佐ヶ谷受付店データ復旧事例】データ復旧作業

HD-LC2.0U3-BK内蔵のハードディスク（ST2000DM001）は、ラボ内のクリーンブースで慎重に分解を実施しました。このモデルに対応する正常動作品をドナーとして準備し、ドナーから磁気ヘッドを移植。移植後、正常に動作することを確認しました。

次に、データ復旧専用機器を使用し、高精度なクローンディスク作成を行いました。ここで、一般的な市販のクローンツールとの違いを簡単に説明します。当社のデータ復旧専用機器は、物理障害や論理障害が発生したハードディスクにも対応可能な高性能ツールであり、エラー部分をスキップせずにデータを可能な限り取得することができます。一般的なクローンツールでは実現できない精度を発揮し、今回も高精度なクローンディスク作成に成功しました。

作成したクローンディスクから、保存されていた営業関連ファイルや経理データなどを全て納品用の新しい媒体に移行しました。

【阿佐ヶ谷受付店データ復旧事例】作業結果

復旧したデータの内容を確認するため、リモートツールを利用し、お客様とファイルをチェックしました。重要な営業関連資料や経理データも含め、全て問題なく開けることが確認できました。お客様は「特に大切だった営業データが戻ってきて本当に安心しました」と喜んでおられました。納品用媒体を発送し、案件は無事完了となりました。

【阿佐ヶ谷受付店データ復旧事例】技術員より

今回のような重度物理障害では、誤った対応がデータをさらに破損させる可能性があります。異音や認識不良が発生した場合、すぐに電源を切り、信頼できる専門業者にご相談ください。また、重要データのバックアップは複数の場所に保管することをお勧めします。クラウドストレージや別の外付けハードディスクなどを活用することで、万が一の障害時にも業務の継続性を確保できます。