データ復旧事例

明石で即日対応｜DELL PowerEdge R240のRAID障害によるアクセス不能から経理データを完全復旧

投稿日：2025.06.11 更新日：2025.06.11

メーカー：DELL製
型番：PowerEdge R240　容量：1TB×4
症状：アクセスできない
障害：RAID崩壊
期間：即日

明石出張データ復旧事例　お問合せ内容　

明石の製造業のお客様より、社内で経理関連の重要データを共有しているDELL製ラックサーバー PowerEdge R240が突然アクセスできなくなったとの緊急連絡をいただきました。お客様のIT担当者様がサーバーのHDD交換作業を行う際、交換すべきでない正常に動作しているHDDを誤って抜いてしまったことで、RAID構成が崩壊しアクセス不能に陥った状況でした。バックアップは取られていたものの、直近2週間分の最新データが失われており、即日対応で出張可能な復旧業者を探してご依頼いただきました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

明石出張データ復旧事例　診断結果のご案内

現地での診断では、1TBのHDD4台のうち1台はOS領域専用、残りの3台がRAID5構成でした。4本すべて物理的には問題なく正常に通電・認識されていましたが、交換してはいけない正常なHDDを誤って抜いたことでRAID5の同期が破壊され、結果的にRAIDが崩壊していました。この論理的な障害のため、サーバーは起動せず、データへのアクセスが不可能な状態となっていました。

明石出張データ復旧事例　復旧作業

お預かりしたRAID5構成の3台のHDDをデータ復旧専用機器に接続し、まず各ディスクの状態やRAIDの論理情報を詳細に解析しました。交換禁止のHDDが抜かれたことで崩壊したRAID構成を、復旧機器上で仮想的に再構築する作業を実施。物理的な障害がなかったため、ディスクのクローン作成は行わず、しかし慎重に作業を進めました。RAIDのストライプサイズやパリティ位置を慎重に推定し、論理的に壊れたアレイの復元を試みた結果、経理データが格納された領域から問題なくファイルを抽出できました。復旧したデータは即日中に別途用意した納品用の外付けHDDへ確保し、業務に必要な最新データを取り戻すことに成功しました。

明石出張データ復旧事例　作業結果

お客様からは「誤って抜いてしまったHDDが原因でアクセス不能になったのに、2週間分の大切なデータまで復旧できて本当に助かった」と感謝の言葉をいただきました。経理ご担当のスタッフ様も業務の停滞が解消されて喜んでおられ、これからもお困りの方に喜んで頂ける様、全力を尽くす事を心に誓いました。

明石出張データ復旧事例　技術員より

RAID構成のHDD交換時は、必ず交換対象のディスクを正確に特定し、交換してはいけない正常なディスクを誤って抜くことがないよう十分な注意が必要です。今回のように誤操作でRAIDの同期が崩れると論理的にデータアクセス不能となり、復旧作業は専門的な解析と装置が必要となります。日頃からのバックアップ取得はもちろん、トラブル発生時には自己判断で操作を続けず、速やかに専門業者にご相談されることをおすすめします。

明石出張データ復旧事例　まとめ

明石の製造業様のDELL PowerEdge R240では、誤って交換禁止のHDDを抜いたことでRAID5が崩壊し、重要な経理データにアクセスできなくなる障害が発生しました。弊社は即日出張で対応し、専用復旧機器を用いて仮想RAID再構築による論理復旧を実施。2週間分の最新データを含め迅速に復旧を完了しました。RAID運用中のHDD交換は非常に繊細な作業のため、誤ったディスクを抜くことがないよう慎重に扱うことが重要です。明石でPowerEdgeシリーズのRAID障害にお困りの際は、ぜひ弊社にご相談ください。