データ復旧事例

神戸ハーバーランドでLinkStation復元成功！長年の思い出を完全救出

投稿日：2025.05.28 更新日：2025.05.28

メーカー：バッファロー製
型番：LinkStation LS210D0301G 容量：3TB
症状：アクセスできない
障害：物理障害
期間：即日

神戸ハーバーランドNAS復旧事例　お問合せ内容　

今回お客様からご連絡をいただいたのは、バッファロー製NAS「LinkStation LS210D0301G」のトラブルでした。ご自宅でスマホから撮影した動画をNASにアップロードしようとアプリを起動したところ、突然フォルダが見つからずアクセスができなくなり、本体の赤いランプが点滅している状況でした。他社にも相談されたそうですが、即日対応は難しいとのことで、すぐに対応できる当店にお持ち込みいただきました。

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神戸ハーバーランドNAS復旧事例　診断結果のご案内

早速、データ復旧専門機器に接続し診断を行ったところ、HDDに多数の不良セクタが確認されました。これによりデータへのアクセスが困難となっていたため、物理的障害であると診断しました。お客様に状況をご説明し、すぐに復旧作業に取り掛かることになりました。

神戸ハーバーランドNAS復旧事例　復旧作業

復旧作業は、まず専用機器を使用して障害のあるHDDの高精度クローン作成からスタートしました。不良セクタが多発していましたが、専用の設定を細かく調整しながら何度も読み込みを繰り返すことで、安全かつ確実にデータを回収することができました。その後、クローンディスクに対して詳細なパターン解析を行い、元のフォルダ構造やファイルを復元する処理を進めました。慎重な解析と修復作業の結果、無事にお客様の重要なデータである家族の動画や写真を確認することができました。

神戸ハーバーランドNAS復旧事例　作業結果

復旧完了後、お客様に再度ご来店いただき、データ確認を行っていただきました。思い出の動画や写真が問題なく復元されたことを目にされたお客様からは、「家族の長年の思い出が完全に消えてしまったかと思いました。本当にありがとうございます。」と大変感謝のお言葉をいただきました。その姿を見たスタッフも、お客様の喜びを共有できたことに非常に喜びを感じておりました。

神戸ハーバーランドNAS復旧事例　技術員より

RAID構成は冗長性を高めますが、物理障害が一定数以上重なると論理構造の崩壊を引き起こし、OSがまったく認識できない状態になります。日常的にSMART情報やI/O遅延の監視を行い、兆候が出た段階で早期交換を行うことで、二次障害やRAID崩壊リスクを低減できます。また、重要システムは最低でも「2世代以上のバックアップ」と「増分バックアップ」を組み合わせ、直近データの欠損を防ぐ運用設計を推奨いたします。