データ復旧事例

【TVで紹介】　緊急対応データアクセスができなくなったリンクステーションからの復旧成功（大阪府守口市　法人様）

投稿日：2025.05.27 更新日：2025.05.27

メーカー：バッファロー製
型番：LS720D0402
お客様の状況：アクセスできなくなった
障害：物理障害
期間：48時間以内

お客様より～LS720D0402へのアクセスができなくなった！～

営業所用のサーバーで使用しているのですが、お昼の休憩が終わったころからデータへのアクセスができなくなってしまいました。一部のデータで明日どうしても必要なものがあり、とにかく急ぎでのデータ復旧をしていただけるところを探していました。最優先で必要なフォルダは二つですが、最終的に全データの復旧をしていただきたいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果～LS720D0402からのデータ復旧は可能～

作業用機材を現地に持ち込ませていただき、データ復旧専用機器にて初期診断を行ってみました。使用されているハードディスク2台とも専用機器上での制御は可能だったのですが、1台からはデータ領域へのアクセスを行った際に不良セクタの発生を確認しました。もう1台は物理的な障害は見当たらなかったため、整合性の確認を含めて専用機器を使用してのクローン作業が必須となるため、物理障害での対応を行うことにしました。

LS720D0402の復旧作業にチャレンジです

物理障害を発生させているハードディスクのクローン作業を行いながら、もう1台のハードディスク内のデータの確認を行ってみたのですが、お客様から伺っている最優先で必要なフォルダの存在を確認できなかったため、保存されている最新データの日付を確認してみると、2か月前のデータが最新のデータとなっていました。そのため、クローン作業の完了を待って作成したクローンディスクからデータ復旧を行うことをお客様にお伝えし、作業を続行しました。一部の領域に不良セクタが残っている状態でしたが、クローン作業自体は完了できていたため、作成したクローンディスクのデータ領域内へアクセスを行ってみると、フォルダやファイルの存在が確認でき、ご指定をいただいているフォルダの存在も確認できたため、まずは対象フォルダのデータのみ一時取得を行って、お客様に確認を行っていただくことにしました。

復旧作業の結果～LS720D0402からの復旧成功！～

最優先で必要と伺っているデータの確認を行っていただ他ところ、復旧作業成功と判断をいただくことができたため、まずは復旧作業成功とさせていただき、先行納品分のデータとしてお渡ししました。クローン作業自体は完全に完了できていなかったため、一度機器をお預かりし、不良セクタが残っている領域に対して負荷調整を行って再度クローン作業を実施、作成できたクローンディスクから改めて全データの取得を行って、梅田大阪駅前店にて取得できたデータの確認を行っていただきました。お客様に確認いただいた範囲内からは不良セクタの影響によるファイル破損などはなかったため、ああ貯めて復旧作業成功とさせていただき、データのお渡しを行いました。

担当技術者～大阪市でのLS720D0402のトラブルはクイックマンにお任せください！～

ミラーリング構成のNASについては、データの整合性の確認が非常に重要です。ミラーリング自体は、運用と同時にバックアップを行っているのではなく、運用中の2台のハードディスクのうちの1台に障害が発生しても、もう1台のハードディスクで業務の継続を行うというコンセプトのRAIDとなっています。そのため、常にミラーリングを構成するハードディスクで全く同じデータを保持しているという認識を持たれることはかなり危険です。たまにですが、ミラーリング機器のハードディスクを1台だけ持ち込まれる場合があります。この時にお客様が想定される最新データがなかった場合、もう1台のハードディスクを再度お持ち込みもしくは郵送でお送りいただくこととなるので、最短でのデータ復旧を行わせていただくためにも障害発生時の構成で使用されているすべてのハードディスクのお持ち込みをいただけますよう、ご協力をお願いいたします。