データ復旧事例
DT02ABA200(TOSHIBA製)重度物理障害のハードディスクからのデータ復旧(大阪市浪速区 法人様)
メーカー:TOSHIBA
型番:DT02ABA200
お客様からの症状:起動時に異音が発生しデータへのアクセスができない。
障害:重度物理障害
期間:3日
お客様より:DT02ABA200より異音が発生データアクセス不可
USB接続のキットで使用しているハードディスクのデータへのアクセスができなくなりました。電源を入れなおすと起動時にカラカラと音がした後に、パソコン上にDドライブとして認識します。普段は表示される容量のバーが表示されず、クリックをしてもデータへのアクセスができない状態です。
仕事で使用している為、できる限り早くデータを取り出したいです。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断結果:DT02ABA200の磁気ヘッド損傷と判断
クイックマン心斎橋本店にお持ち込みいただき診断を行いました。
結果として、DT02ABA200の2本の磁気ヘッドの内、1本の磁気ヘッドが損傷し正常にデータを読み込まないようになっていることがわかりました。データを復旧する為には、ハードディスクを分解し損傷している磁気ヘッドの交換を行う重度物理障害の処置が必要となります。
DT02ABA200のデータ復旧作業にチャレンジです
DT02ABA200を塵埃のないクリーン環境で分解し損傷している磁気ヘッドの交換を行うことで、専用機器上で認識させることができるようになりました。
直ぐにクローン作業を行い、障害ハードディスクのクローンハードディスクを作成、クローンハードディスクからデータの取得を行うことでお客様の必要なデータを取得することができました。
復旧作業結果:DT02ABA200からのデータ復旧に成功!
作業で確認した残存不良セクタ数および、店頭でのお客様による実データの確認の結果、今回のデータ復旧作業では99%以上の復旧率と判断することができました。
DT02ABA200のデータ復旧について
DT02ABA200は東芝製の3.5インチハードディスクで、データを保存するプラッタ(円盤)が1枚、磁気ヘッドが2本で構成されています。
物理障害が発生した際の特徴として、磁気ヘッド2本のうち1本が損傷していてもパソコンで認識することがあり、そのまま通電を続けることで症状を悪化させてしまうことがあります。
他のメーカーですと、複数ある磁気ヘッドの内1本が損傷した段階でパソコンで認識しないことが多い為、ユーザー様で通電を繰り返すことは少ないのですが、このDT02ABA200については通電を繰り返すことで復旧率が下がってしまうことがあります。
異音が発生している際は、むやみな通電はさけご相談いただけますと幸いです。
【クイックマンからのお知らせ】
急ぎでデータが必要ということでデータ復旧のご相談をいただくことが増えてきています。
特に大阪市内の場合、出張費無料でのデータ復旧のご提供が可能です。
詳細は下記よりご確認ください。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒) |
(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面) |
嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
お問い合わせ:
Tel:0120-775-200
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