データ復旧事例

【TVで紹介】データ復旧成功！バッファロー製Linkstation(リンクステーション)実績！実はRAID0(ストライピング)で使用されていたLinkstation LS-WV1.0TL/R1からの復旧成功（大阪市此花区法人様）

投稿日：2024.03.01 更新日：2024.03.01

メーカー：バッファロー
型番：LS-WV1.0TL/R1
お客様の状況：データが消えてしまった
障害：論理障害
期間：24時間

お客様より～Linkstation(リンクステーション)LS-WV1.0TL/R1にアクセスできなくなり業務ができない！～

リンクステーションのデータの読み書きが不安定だったため、再起動を行いました。いつもなら数分で再起動が完了していたのですが、今回はちょっと再起動の完了に時間がかかると思いつつ念のためにデータアクセスを行ってみると、存在しているはずのデータが完全に消えてしまっていました。データを削除したわけではないのでなぜ消えてしまったのか全く分かりません。とにかくデータの取り出しを行ってほしいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

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診断結果～Linkstation(リンクステーション)LS-WV1.0TL/R1からのデータ復旧は可能～

お持ち込みいただいたLS-WV1.0TL/R1にて使用されているハードディスク台に対して初期診断を実施したところ、これといって物理障害となるような致命的な障害は見当たらなかったため、論理障害での対応が可能であることをお伝えし、データ復旧作業を行うことにしました。

Linkstation(リンクステーション)LS-WV1.0TL/R1の復旧作業にチャレンジです

念のために2台のハードディスクに対してデータ復旧専用機器にてクローン作業を行って、データの整合性の確認を行うことにしました。クローン作業自体は、データがほzンされている全領域の情報すべて取得することが出来たのですが、ミラーリング(RAID1)と伺っていたため整合性の確認を行ってみると、クローンディスク上の同一位置に書き込まれている情報が全く一致していませんでした。整合性確認の結果、巣トライピング(RAID0)で使用されていた可能性が出てきたため、RAID情報の構造解析を実施後、改めてRAID0でRAID環境の再構築を行ってみると、フォルダやファイルの存在を確認することが出来ました。取り急ぎ確認できたデータの一時取得を行い、取得できたデータからランダムにファイルのピックアップを行ってオープン確認を行ってみたところ、選択したファイルすべて正常に開けることが確認できました。

復旧作業の結果～Linkstation(リンクステーション)LS-WV1.0TL/R1からの復旧率は99％以上～

お客様に作業完了の報告を行い、ご来店いただいて一時取得できたファイルのオープン確認を行っていただきました。その結果、選択いただいたファイルすべて正常に開けることを確認いただけたため復旧作業成功とさせていただきました。復旧作業の結果、RAIDOで運用されていたことをお伝えしたところ、お客様は非常に驚かれていましたが、作業の結果に対しては非常に満足いただくことが出来ました。

今回の復旧作業で99％以上のデータ復旧率と判断しています。

担当技術者～大阪でLinkstationのトラブルはクイックマンにお任せください！～

バッファロー製のLinkstationやTerastationでは、型番の中にR1やR5、R6という形式でRAIDレベルの記載が行われていました。それぞれがRAID1、RAID5、RAID6という意味なのですが、一定の時期に生産されたLinkstationでは、R1という表記であるのにRAID0で販売されていることがありました。こういった機器がエラーによってRAIDの自動再構築が行われてRAID0がRAID1になって、もともと保存されていたデータが消えてしまうというトラブルが一時期はかなり多くありました。RAIDレベルの変更があると、もともと保存されていたデータは完全に消去されてデータ復旧作業を行っても全くデータが出てこないこともあります。事前にトラブルを防いていくためにも、定期的なバックアップを欠かさないようご案内いたします。