データ復旧事例

データ消えてしまった？！ランディスク(HDL-T2NV)からのデータ復旧(論理障害　岡山県玉野市　小売り業)

投稿日：2023.08.01 更新日：2023.08.01

メーカー：アイ・オー・データ製(内蔵：WesternDigital製)
型番：TS3200D0402(内蔵：WD20EZRX)
症状：データ消えてしまった
障害：論理障害
費用：49,800円 (税込54,780円)～
期間：3日程度

※オプション料金別

お客様より

売り上げ管理のデータや趣味で撮影した写真のデータを保存していました。昨晩までは問題なく使用できていたのですが、今日のお昼ごろからアクセスはできてもデータが見れない状態になってしまっています。一度ハードディスクを取り出してUSBケーブルで接続してみたのですが、ハードディスクは読み込めてもデータが見れません。売り上げや販売管理で使用しているエクセルや趣味で撮りためた写真のデータを保存しています。今までこのような経験がなかったので、非常に困っています。データ復旧をお願いします。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

郵送にてランディスクをお送りいただき、データ復旧専用機器にてハードディスクの初期診断を行いました。診断を進めていく中で、特にこれといった物理的な障害となる要因は見つからなかったため、論理障害での対応を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

作業中のハードディスクに対する負荷による症状の悪化を避けるため、専用機器を使用してハードディスクのクローン作業を行いました。作業の結果、不良セクタなどの発生はなく、全領域取得することができました。作成したクローンディスクのデータ領域内へアクセスを行うと、認識をさせた状態ではフォルダやファイルの存在を確認できなかったため、解析作業を行うことにしました。解析作業の結果確認できたフォルダやファイルを一時取得し、エクセルファイル、写真データのそれぞれ30ファイルをピックアップして、オープン確認を行ってみることにしました。オープン確認の結果、選択したファイルすべて正常に開けることができたため、復旧成功と判断しました。

復旧作業の結果

解析作業にて取得できたデータよりデータリストと写真データの一部をサムネイル化したデータをお客様へお送りし確認を行っていただきました。お客様からは、復旧成功と判断いただける結果であったため、納品用媒体へ一時取得データを移行させ、復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より

ランディスクの初期モデルなどでは、現在でもあまり使用されていないフォーマット形式であったり、リナックスであれば障害状態によってはデータの確認できるフォーマット形式の機器を見かけることがありましたが、ここ10年ほどはほとんどが専用のフォーマット形式で使用されています。一部の業務用モデルの中にはWindowsに対応したフォーマットのものもありますが、NASについてはほとんどの機器で専用フォーマットを使用されているという判断をされるほうが良いと思います。この専用フォーマットについては、筐体から取り出した状態でもデータアクセスができないことがほとんどで、障害が発生した場合は、データ復旧業者へご相談いただくことが、大切なデータを取り戻す最速に近道になります。何かしtらの障害が発生してしまった場合、フリーダイヤルよりクイックマンへご相談をお勧めいたします。