データ復旧事例

IOデータ製NAS（HDL2-AA8E）からのデータ復旧成功事例（重度物理障害　4台のパソコンからアクセスできない　大阪府門真市　サービス業）

投稿日：2022.12.03 更新日：2022.12.03

メーカー：IOデータ製 (内蔵：WesternDigital製)
型番：HDL2-AA8E (内蔵：WD40EZRZ)
症状：内蔵されているHDD2台とも物理障害
障害：重度物理障害
費用：178,000円 (税込195,800円)～
期間：約1週間

※オプション料金別

お客様より

社員全員で接続して共有用に使っているIOデータ製のランディスクが4台のパソコン全てでアクセスできなくなりました。ネットで調べながら再起動とか管理画面から設定の初期化をしてみましたが、全くどうにもならない為何とかしてデータを取り出してほしいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

データ復旧クイックマン　心斎橋本店にご来店頂き、ランディスクの初期診断を実施いたしました。HDD2台が搭載されているモデルのランディスクですが、HDD2台をお調べしてみると片方は「カチカチ」と異音がする状態で、もう片方は不良セクタがありながらもなんとか認識できる状態でした。HDD両方に物理的な処置が必要となる重度物理障害としてご案内させていただきました。

復旧作業にチャレンジです

専用機器でハードディスクに発生している不良セクタと呼ばれる物理障害に対しての処置と重度物理障害の処置を実施いたしました。作業の結果両方のハードディスクが専用機器で正常に認識できるようになり、お客様のデータも確認することができました。中のデータの更新日付を入念に確認し、最新のデータが保存されているハードディスクからデータを取り出しました。

データ復旧作業の結果

取得したデータが正常に開くことができるかどうかの確認を当社環境で実施いたしました。ランダムに選定したエクセルのデータ30個を開くことができるか試してみましたが、30個すべて正常に開くことができました。お客様にも復旧データをご確認いただきましたが必要だったデータが揃っており復旧成功とご判断いただけましたのでご納品させていただきました。

担当技術者より

業務でファイル共有の為であったり、データ破損の対策としてRAID機器をご使用されたりすることが多いですが、HDD2台をRAID1で構成されていることが非常に多いです。しかし、RAID1では同じデータを同じタイミングで書き込むため、2台のハードディスクがほぼ同時に故障する可能性が非常に高いです。実際のところ、クイックマンにお持ち込みいただくRAID1で構成されているNASやサーバーをご利用されている方で「ミラーリングにしているから大丈夫だと思っていた」と仰られる方は非常に多いです。