データ復旧事例

BUFFALOテラステーション（TS-WX2.0TL/R）からの出張データ復旧（物理障害　大阪市北区　設計事務所様）

投稿日：2021.06.12 更新日：2021.06.12

メーカー：BUFFALOテラステーション
型番：TS-WX2.0TL/R
症状：データアクセス不可
障害：RAID０構成　2台中1台のHDDに物理障害発生
費用：99,800円(税込109,780円)～
期間：24時間

※オプション料金別

お客様より

会社でファイルサーバとして使用しているテラステーションにアクセスできなくなりました。NASについてあまり詳しくないため、本体のエラーを見ても何をして良いかわかりません。バックアップを確認しましたが、データを見ることができません。そもそも、バックアップは1年以上前からエラーログが通知されていた為、バックアップが正常に取れていない可能性が高いです。業務に不具合が出ておりとにかく早くデータ復旧をして欲しいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

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診断の結果

お電話でご相談をいただいた時点で、お客様は大変焦っておられました。現在、お客様の会社にネットワーク機器に詳しい人がいないとのことで、何をすれば良いかわからないとのことでした。そういった状況であったことと、クイックマン梅田大阪駅前店のお近くでしたので、出張でご対応させていただきました。専用機器をお客様の会社に持ち込ませていただき、内蔵されている2台のハードディスクを診断した結果、2台中1台のハードディスクに物理障害が発生していました。また、一方の正常なハードディスクのデータを確認した結果、RAID０で構築されていることがわかりました。RAID０構成の機器の場合、データ復旧の為には、物理障害の発生しているハードディスクも必要となります。

復旧作業にチャレンジです

物理障害の発生してるハードディスクの動きを専用機器で制御し、ハードディスクの複製を作る作業（クローン作業）を行いました。読み取りのできない領域は、データの読み取り時間を調整することで、できる限り100％の精度に近い複製を作成していきます。結果として、99％以上の精度のクローンハードディスクを作成することができました。次に、作成したクローンハードディスクと、正常だったハードディスクの2台でRAIDの再構築を行いました。RAIDを再構築することでお客様の必要なデータを確認することができました。

復旧作業の結果

確保したデータが正常に開くことができるかをランダムに行った結果、30ファイル中30ファイルのデータが正常に開くことができました。お客様にも、ご納品前にデータのご確認をいただき必要なデータが全て揃っていること、データが正常に開けることをご確認いただきました。問題がないことがわかりご納品をさせていただきました。

担当技術者より

今回のお客様はテラステーション導入時に設定を行った社員様が退職されておりネットワーク機器に詳し人が社内にいなかったとのことでした。今回のお客様と同様の状況でテラステーションなどのNAS機器を運用されている会社様は意外と多くあります。NAS機器のトラブルや、データの管理に不安がある場合などはクイックマンにご相談ください。データの専門家が解決させていただきます。