データ復旧事例

ネットワークから消えたアイ・オー・データ製ランディスク（HDL2-A4.0）からのデータ復旧(論理障害　大阪府箕面市　製品加工業)

投稿日：2021.01.09 更新日：2021.01.09

メーカー：アイ・オー・データ　(内蔵：東芝)
型番：HDL2-A4.0　(内蔵：DT01ABD200)
構成：2TB×2台構成、RAID0
症状：ネットワークから消えた
障害：論理障害
費用：59,800円(＋税)～
期間：3日程度

※オプション料金別

お客様より

事務所のサーバーとして事務機を入れた業者に勧められていたものを使用していました。大容量のサーバーが来たとのことでパソコンごとに保存していたをすべてランディスクに移行させて強要してたのですが、先日突然アクセスができなくなりました。その時に導入した業者からはバックアップがどうとか言われましたが、ハードディスクが2台使われていてバックアップも同時に行われているから大丈夫ということで中身を確認してもらいましたが、データが全くありません。エクセル、ワード,PDFがほとんどですが、ないと仕事にならないため、データを取り出してほしいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

ハードディスクを専用機器にて初期診断したを行いました。使用されているハードディスク2台とも物理的な障害は発生していないことが確認できました。論理障害として対応を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

製造時期が少々古い機器であったため、念のために2台ともクローン作業を行い、クローンディスクからデータの確認を行うことにしました。それぞれのディスク情報を確認してみると書き込まれている情報が一致しないため、RAIDデータ復旧用機器にてRAIDの構成を含めて解析を行うと、RAID0で使用されていることがわかりました。フォルダやファイルの構成はお伺いしていた事前情報とほぼ一致していたため、データの一時確保を行いました。

復旧作業の結果

一時確保したデータの確認を行いました。ファイルの種類ごとに30ファイル程度のランダムオープン確認を行ってみたのですが、全て正常に開くことが確認できたため、復旧作業は成功と判断しました。お客様にもファイルのオープン確認を行っていただき、復旧成功と判断いただけました。復旧作業依頼時にデータサーバー用のNASとバックアップ用のHDDの準備をご依頼いただいたため、データ納品時にNASにデータコピーが完了した状態で、復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より

機器導入をされる業者によっては、本来であれば明らかに不要な機器を高額で売りつけ、少し期間が過ぎてまた高額機器の導入をすすめるといった営業があると聞きます。完全に無駄でしかないので、拒否される方が良いかと思います。また、敢えて情報をお客様にとって必要な情報を提供することなく保守を行っている業者もあると聞きます。今回はデータ復旧のタイミングでの新しい機器導入となりましたが、データ復旧をもちろんのこと、NAS用機器の導入やパソコンのサポートサービスなども承っております。一度ご相談ください！