データ復旧事例

【プロが解説】TeraStationが起動しない時のデータ復旧|修理してはいけない理由と救出方法

投稿日:2020.09.16 更新日:2026.1.27

TeraStationが突然起動しなくなった時、多くの方が「本体を修理出来ればデータは戻る」「電源ユニットを交換すれば直る」「基板を修理すればデータが見られる」と考えます。 しかし、データ復旧の現場から申し上げますと、それは大きな間違いです。 長年稼働したHDDは、不安定な電源投入や再起動によってRAID構成情報が崩壊するリスクが高く、若しくはすでにRAID崩壊が起こっている為「機械は直ったが、データは復旧出来なかった」という最悪の結末を招くからです。

当社は「機械を直す」のではなく、「壊れた機械からデータだけを無傷で取り出す」ことに特化した専門業者です。その手順と理由を解説します。

 

データ復旧についてお急ぎの方はフリーダイヤル、またはこちらからお問い合わせください

 

【警告】起動しないTeraStationでやってはいけない3つのこと

 

  • 電源の入れ直し・ケーブルの抜き差し

      • 経年劣化等でHDD内の磁気ヘッドは徐々に動作が不安定になります。その様な状態のHDDは通電後のドライブが回転開始時や停止時に磁気ヘッドがディスク面を傷つけるスクラッチ障害を発生させることがあります。

 

  • 部品交換・筐体の修理

      • 前回正常終了が出来なかった為正しいRAID情報がHDDに書き込まれない事があります。新しい基板や電源で無理やり起動させると、、RAIDコントローラーが整合性を取ろうとして自動修復を行います。その際に差異のあるRAID構成情報でRAIDを再構築しようとする為、論理構造(RAID)が崩壊する可能性があります。

 

  • HDDの順序入れ替え・リビルド

      • これはデータ消失の決定打になるため、絶対にNGです。

 

なぜ「起動しない状態」からのデータ復旧が必要なのか?

  • 「本体」と「データ」は別物である

 

      • 本体(箱)が壊れていても、中のHDD(データ)が無事なら復旧が可能です
      • 逆に、本体を直そうと通電を続けると、HDD(データ)を殺してしまう恐れがあります

 

  • データ復旧専用機器による安全な抽出

      • 当社では、TeraStation本体を使わず、HDD単体を専用機器に接続し、安全にデータをセクタ単位で回収。その上専用機器上で仮想RAIDを再構築するのでRAID崩壊したTeraStationからのデータ復旧が可能となります

 

【症状別】データ復旧が必要なケースと緊急度

  • 電源が全く入らない / すぐ落ちる

      • 電源ユニットやマザーボード故障。HDDが無事なら復旧率は非常に高いです。無理に起動させずデータ復旧専門業者にお持ち込み下さい

 

  • 赤ランプ点滅・エラーコード(E04/E06など)

      • ファームウェア障害。これも本体修理ではなく、データ解析が必要

 

  • 異音がする(カチカチ、ジー)

      • 重度物理障害。通電厳禁。すぐに分解可能なクリーンブースと設置している専門業者にご相談下さい

 

【復旧事例】電源が入らないTeraStation(TS3400DN)からのデータ救出

このエントリーをはてなブックマークに追加

メーカー:バッファロー(内蔵HDD ウェスタンデジタル)
型番:TeraStation TS3400DN (内蔵:WD30EFRX×4台構成)
症状:週明けから起動しない
障害:論理障害
費用:99,800円(+税)~
期間:24時間程度

※オプション料金別

 

お客様より

休み明けに出社するとファイルサーバとして使用しているテラステーションにアクセスできなくなっていました。週末には正常に使用できていました。休み中に会社が入居しているビルで停電があったようです。毎日使用しているファイルサーバなのでデータが見れないと仕事ができません。できる限り早くデータ復旧が必要です。大阪市内で対応してくれる業者を探しクイックマンにお願いしました。

 

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧 クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル 0120-775-200まで。

 

診断の結果

お客様からご相談をいただき緊急事態であることがわかりました。テラステーションの電源を切って良いかどうかも判断がつかないとのことでしたので、クイックマン心斎橋本店より機器の引き取りにお伺いさせていただきました。お預かりしたテラステーションを心斎橋本店にて診断させていただきました。結果として、4台の内蔵ハードディスクに物理的な障害は発生しておらす、RAID崩壊による論理障害と判断いたしました。

 

復旧作業にチャレンジです

通常、お客様のハードディスクは物理的な障害がなくともクローンHDDの作成を行います。しかし、今回の場合は1分1秒を争うような緊急事態だとお伺いした為、お客様にご了解をいただいた上で、元のハードディスクでRAIDの再構築を実施しました。数パターンの解析作業を実施した結果、必要なフォルダ構成やデータを確認することができました。データの実容量が約2.4TB、個数が300万ファイル以上と大きかった為、優先的に必要なフォルダをお客様からお伺いし優先的に必要なデータからデータの取り出し作業を実施しました。

 

復旧作業の結果

今回の作業では、ファイル数が非常に多かった為、データの確認に時間がかかりました。ご納品前に、必要なデータをご確認いただき問題なくデータ復旧できているとのご判断をいただきました。また、お客様に実際に運用していただきながらご確認をいただき、1週間経過した時点でご納品したデータに漏れや破損がないとおっしゃていただきました。以上のことより、ほぼ100%のデータが復旧できていると判断ております。

 

担当技術者より

会社が休みでも24時間動作しているファイルサーバが休み明けにアクセスできなくなっているとのご相談は非常に多いです。連休前にファイルサーバのバックをお取りいただくことを強くおススメさせていただきます。万が一トラブルが発生した場合は、連休中であってもご相談をお受けできますのでお気軽にご相談ください。

 

まとめ

  • メーカー修理や一般的な修理店は「筐体の修理」を目指すが、私たちは「データの保護」を最優先しています。

  • 古いTeraStationや、RAID構成が不明な状態でも対応可能。

  • 直そうとせず、そのままの状態でお電話ください。

 

その他、TeraStationの過去の復旧事例をご紹介いたします

 

 

 

データ復旧クイックマン 心斎橋本店

大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F

心斎橋本店

心斎橋本店

データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店

大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F

梅田大阪駅前店

梅田大阪駅前店

(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒)

(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面)

データ復旧クイックマン 神戸三宮ラボ

神戸市中央区東町116-2 オールドブライト4F

神戸三宮ラボ

神戸三宮ラボ

データ復旧クイックマン 名古屋本店

名古屋市中区丸の内2-19-25 MS桜通 9F

名古屋本店

(三宮駅からさんちか通ってすぐ!市役所の南側です)

(地下鉄桜通線「丸の内駅」から徒歩1分)

 

嶌津 篤勝(しまづ あつかつ)
幼い頃から様々な機器の分解が大好きで、ハードディスクの分解組み立てスピードと正確さはクイックマン随一の分解スピードマスター。精度も高く、分解成功率はなんと98%以上!頼れる分解技術者です。

データ復旧 クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル 0120-775-200まで。

出張データ復旧

データ復旧クイックマン 心斎橋本店

 大阪市中央区南船場2丁目12-10 ダイゼンビル4F

データ復旧クイックマン 梅田店

 大阪市北区梅田1丁目1-3 大阪駅前第3ビル2F

お問い合わせ:
  Tel:0120-775-200
  ✉:info@s-systems.jp
https://www.quickman-pc.com/rescue/