データ復旧事例

LANDISKZ（HDL-Z2WM4C2）からの緊急データ復旧事例( 物理障害大阪市中央区建設業)

投稿日：2020.08.31 更新日：2020.08.31

メーカー：IODATA(内蔵：WesternDigital)
型番：LANDISKZ　HDL-Z2WM4C2(内蔵：WD30EFRX)
症状：RAID1構成で2台ともに物理障害発生
障害：物理障害
費用：99,800円(＋税)～
期間：3日

※オプション料金別

お客様より

建設現場の事務所で使用していたLANDISKにアクセスできなくなりました。保守業者に診てもらいましたがハードディスク本体に物理障害が発生している可能性が高く対応が不可能とのことでした。保守業者が以前にお世話になったことのあるクイックマンをご紹介いただき心斎橋の店舗に持ち込みました。業務で毎日使用しているデータが多く保存されているので、できる限り早くデータ復旧をお願いします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

お持ち込みいただいたLANDISKZから内蔵されているハードディスクを取外し専用機器で診断しました。1番と2番の2台のハードディスクをそれぞれ調査した結果、1番HDDが異音発生後にモータ停止する重度の物理障害、2番HDDにも不良セクタが発生している物理障害と判断しました。2番HDDは1番HDDに比べ物理障害の中でも比較的症状が軽く診断時点でRAID1構成かつ、フォルダの構成が確認できておりました。お客様に最重要なデータをお聞きしたところ、最新のデータも2番HDDに保存されていることが確認できました。2番HDDよりデーtあを取り出すことでデータ復旧は可能と判断いたしました。

復旧作業にチャレンジです

診断結果より、2番HDDを優先して作業を行いました。まず、クローン作業を実施し2番HDDの複製を作成しました。一部不良セクタと呼ばれる読取のできない記録領域も専用機器の設定を変更しできる限り100%の精度のクローンを作成しました。次に作成したクローンハードディスクを復旧ソフト上で確認した結果、お客様の必要なデータを確認することができました。

復旧作業の結果

LANDISKZより復旧できたデータの確認作業を当社内で実施しました。事前にお客様よりお伺いしていた最新のエクセルデータを中心に確認していきいます。結果として、30ファイルの確認で30ファイル全てのデータを正常に開くことができることを確認しました。お客様にも店頭でデータの確認作業を実施していただき全てのデータが復旧できているとのご判断をいただくことができ、その場でご納品をさせていただきました。

担当技術者より

今回ご依頼いただいたLANDISKZは、通常のLANDISKの上位モデルでWindowsStrageServerが搭載されたモデルとなります。性能や機能が充実している反面、一度トラブルが発生すると取り返しのつかない状態になる可能性も否めません。幸いにも今回はシンプルな設定で使用されていた為、データを復旧することができましたが、ファイルサーバのデータについては、定期的なバックをとることを強くおススメいたします。