データ復旧事例

DELL製ノートパソコン(Latitude E7250)のデータ復旧事例(物理障害起動できなくなった大阪市西淀川区電機機器製造業)

投稿日：2020.06.30 更新日：2020.06.30

メーカー：DELL(内蔵：Seagate)
型番：Latitude　E7250(ST320LM012)
症状：起動できなくなった
障害：物理障害
費用：49,800円(＋税)～
期間：4日程度

※オプション料金別

お客様より

作業用に使用しているパソコンなのですが、お昼の休憩戻りで立ち上げなおすと、パソコンが動かなくなっていました。機器の管理担当もハードディスクの中身が読めないので専門の業者に頼むしかないということでした。エクセルとパワーポイントのデータが一番重要です。ハードディスクのみを持っていきますがデータの復旧は可能でしょうか？梅田大阪駅前店に持ち込みを希望します。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

専用機器にてお預かりしたハードディスクの状態を診断しました。セクターの簡易チェックを行っていくと、いきなり読み込み不可状態が続き、ある程度進めると読み込みが正常になりました。物理障害で対応を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

専用機器にてクローン作業を行い、ある程度の領域までは読み込みができていなかったので、まずは読み込みができない領域を飛ばしてのクローン作業を行いました。その後読み込み不可領域についてハードディスクの読み込み調整を行い、最終的にハードディスク全体の95%ほどを読み出すことができました。クローンディスクの論理領域にアクセスし、データの確認を行ったところ、パーティション自体の確認ができなかったため、解析作業を行い、解析の結果得たデータを一時取得し、データのオープン確認を行いました。解析結果のデータ上ではデスクトップやドキュメントのフォルダが確認でき、30ファイル程度のオープン確認もすべて開くことができたため、復旧成功と判断しました。

復旧作業の結果

念のために一時確保したデータの確認を行っていただきました。必要なデータについて確認を行っていただき、正常に開けることを確認いただけたため、復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より

不良セクタについて、傷が入ってしまったときは、ほぼ全体が一定のパターンで現れてきますが、一定の領域のみが読めなくなってしまったりすることもあります。その時々でこちら側で予測できるものではないですが、やはり一つでも不良セクタが現れてしまうと、フォルダ構成やファイル破損のリスクがどうしてもついてきてしまいます。クイックマンでは、できる限り元通りのフォルダ構成でデータをお渡しできるよう、努めております。よろしくお願いいたします。