データ復旧事例

QNAP製NAS(TS-1263XU-RP-4G)のデータ復旧事例(論理障害アクセスできない大阪府豊中市 IT関連サービス業)

投稿日：2020.06.08 更新日：2020.06.08

メーカー：QNAP(内蔵：WesternDigital)
型番：TS-1263XU-RP-4G(内蔵：WD30EZRX)
構成：3TB×6台構成、RAID5
症状：ハードディスク認識不良によるアクセス不可
障害：論理障害
費用：59,800円(＋税)～
期間：4日程度

※オプション料金別

お客様より

過去20年近くに遡ってのデータを管理しているファイルサーバーです。メンテナンスのために再起動を行ってからデータへのアクセスができなくなってしまいました。こちらのサーバーが使えなくなると顧客サービスにも非常に大きな影響が出るため、データ復旧が必須となります。梅田大阪駅前店へ持ち込みますので、何とかデータの復旧をお願いします。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

使用されている6台のハードディスクに対して専用機器にて初期診断を行いました。制御情報などのエラーや不良セクタなどがなかったため、論理障害にて対応を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

専用機器を使用してクローンディスクを作成し、クローンディスクよりRAID5の再構築作業を開始しました。RAID5の調整を行いなんとか論理領域へのアクセスができる状態になりました。いくつかの仮想ディスクデータが存在している中にお客様から伺っていたデータを確認できたため、復旧ツール上で展開し、データのランダムオープン確認を行いました。30ファイルのオープン確認を行った中で30ファイルすべての正常オープンを確認できたため、データの取得を行いました。

復旧作業の結果

取得したデータの一部をお客様環境で確認していただきました。お客様の環境内では問題なくデータが読み取られ適切な情報が表示されているということで、復旧成功と判断しデータをお渡ししました。

担当技術者より

ここ数年、サーバーのデータストレージ内に仮想マシン、仮想ディスクを設置してデータやシステムの運用をされている事例が非常に増えています。仮想マシンを設置することで、物理的なスペースの確保に悩むことがなくなるため、非常に有効な手段です。今回いただいたデータ復旧依頼以外にも、仮想ディスクからのデータ復旧事例はございます。お気軽にクイックマンまでご相談ください。