データ復旧事例

データにアクセスができなくなったLinkstationからのデータ復旧（大阪府吹田市　PCサポート業）

投稿日：2020.03.05 更新日：2020.03.05

メーカー：東芝(バッファロー)
型番：DT01ABA100(LS-Q4.0TL/R5)
構成：1TB×4台構成、RAID5
症状：認識不良によるアクセス不可
障害：複合障害
費用：99,800円(＋税)～
期間：3日程度

対応：梅田大阪駅前店

※オプション料金別

お客様より

お客様からお預かりしたNASになります。10年ほど前に導入した筐体なのですが、私共ではRAIDの対応ができないためデータ復旧作業を依頼したいです。お客様からは、データが読めないということだけ伺っていて、それ以上はわかりません。梅田大阪駅前店ですと、お客様のところから近いので直接持ち込みたいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

念のために専用機器にて4台のハードディスクの診断を行いました。1番のハードディスクより不良セクタが見つかったため、1番を物理障害、2~3番を論理障害での複合障害対応が必要であると判断しました。また、お客様からは2番のハードディスクでエラーが発生している伺ってもいたため、筐体側でトラブル側のパーツのどこかで不具合が発生している可能性もあります。

復旧作業にチャレンジです

専用機器を使用して4台のクローン作業を行いました。クローンディスクを使用してRAID5の再構築を実施しました。1番のハードディスクだけがパーティション情報などが完全に破損していたため、情報の調整を行ってからRAID5の再構築を行いました。データを無事に確認できる状態となったため、一時確保作業を行いました。

復旧作業の結果

担当者様にお越しいただき、電話越しにエンドユーザー様とデータの確認を行っていただきました。直近で必要なデータは、すべて問題ないということで、全データのお渡しを行いたかったのですが、復旧した全データの取得を行ってから納品を行うと、エンドユーザー様の作業期限を超えてしまうため、一部データを先行してお渡しし、後日改めて復旧した全データのお渡しを行いました。

担当技術者より

RAIDを使用されているNASは、一部を除いてデータを復旧できる環境がなければデータの確認すらできないということがあります。また、障害の状態によっては、ハードディスクが障害発生時点の情報をすべて持っていなければデータを確認することができません。専門業者であれば、多少複雑なRAIDであってもデータ復旧を見込むことができます。クイックマンでは重度障害を引き起こしてしまっているNASやサーバーでも対応可能です。是非ご相談ください。