データ復旧事例

フォルダ名が文字化けしたMicroSDカードからのデータ復旧

投稿日:2017.11.24 更新日:2017.11.24

 

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メーカー:Transcend製   型番:32GB MicroSD
症状:フォルダ名が変わってアクセスできない  障害状態:属性変化によるアクセス不可

動画の撮影で使用しているのですが、先日撮影が終了してその時点ではカメラ上では問題なくデータの再生ができていたのを確認できていました。帰社後、カードを取り出してパソコンで読まそうとすると、データが入っているフォルダが表示されなくなり、文字化けしたようなファイルが表示されているだけでした。開いては見ましたが、プログラムを選んでくださいという表示がされるだけでどうにも手の打ちようがわからないです。中にある動画データがないとどうしても困るので、なんとかならないでしょうか?

 

対応内容

要因としては電気的なトラブルの可能性が非常に高いのですが、まずは認識できるかできないかで障害状態が大きく変わるので、認識確認から行うことにしました。デバイスとしての認識は問題なくできたので、データ領域へのアクセスを試み、こちらも正常にできそうであることを確認しました。SDカードなどの解析を行うツールを使用して、データの解析を行うと、それらしいデータの確認ができました。いくつかの解析ツールを使用し、最適と思われる状態の解析結果を得られたデータを一時的に確保し、お客様に報告しました。ファイル情報とは一致していませんでしたが。お客様が撮影に要した時間と差異のないデータであったので、復旧データとしてお渡ししました。

 

フォルダやファイルのデータが文字化けすることはあまりありませんが、SDカードやUSBメモリなどのNANDメモリと言われるパーツを使用しているデバイスでは、磁気などの影響で、今回のようなトラブルが発生することがあります。フォルダやファイルなどを管理している領域の情報が破損しても何とかデータを取り出すことができますが、データ領域まで影響を受けると、データの復旧ができないこともあります。復旧できるかどうかについてはなかなか判断が難しいところです。復旧の可否については、当社までお持ち込みいただき無料の初期診断を受けていただくことをおススメします。

 

MicroSDのフォルダやファイルの名称が変わってしまってもクイックマンならデータの復旧ができることもあります。まずはフリーダイヤルよりご相談ください。

 

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