メーカー：Apple社製　  型番：iMac(late2012、500GB)
症状：データアクセス不可　　障害状態：ヘッド稼働不調

iPhoneやiPadを普段から使っているのですが、iMacの方が連携がとりやすいと思い、購入しました。たまに会社で行う予定であったデータを自宅で行ったりして非常に使いやすかったのですが、先週くらいからデータの読み書きや保存に時間がかかることが出てきたので、ちょっとヤバイかな？と思って使っていると、とうとう動かなくなり、強制的に再起動させると、レインボーが表示されるようになっていました。イラレやPhotoshopのデータが主に必要です。よろしくお願いします。

対応内容

iMacの診断を行ってみると、専用機器からはデータを読めるが、パソコンへの直接接続では認識をしてくれない状態でした。安全にデータを復旧させるためにディスクイメージを作成したところ、セクタ数で10セクタほどの情報を読み出せていない状態でした。ディスクイメージからは解析ツール越しにフォルダ構成などがきれいに確認することができました。データの確保を行いデータの確認を行うと、正常にデータを開くことができたので、復旧データとしてお渡ししました。

作業結果

iMac(late2012)より、90%以上の復旧に成功しました。

担当者より

MacやWindowsなどのパソコンや外付けHDD含めてハードディスクのセクタが読み出せなくなると、ディスクそのものが認識できなくなったり、今回のように全くパソコンが魚語かなくなったりしてしまいます。構造的にセクタ異常が発生しそうになると、データを自動退避させて正常に動き続けるように状態を維持し続けてくれるのですが、ヘッド異常やセクタ異常等が発生すると、セクタ情報の退避がうまくいかず認識不良を起こしてしまうことがあります。このような事態に備えるためには、結局バックアップを行えているかにかかってきてしまいますので、ほんの少しでも焼失したくないと思うデータがあれば、しっかりとバックアップを行うようにしてくださいますよう、お願いしたいです。

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