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データ復旧事例

LinkStationがEMモードになった!データは取り出せる?復旧事例を紹介

投稿日:2019.05.18 更新日:2026.6.10


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LinkStationのEMモードとは?

LinkStationのEMモードは、内蔵HDDの故障やRAID情報の異常、ファームウェアのトラブルなどを検知した際に表示されるエラーです。

NasNavigatorなどで「EMモードを検出しました」と表示されると、通常は共有フォルダへアクセスできなくなり、保存していたデータを利用できなくなります。

EMモードは内蔵ハードディスクに障害が発生しているケースが多く見られます。

EMモードになると、次のような症状が発生することがあります。

  • ファイルが開けない
  • ネットワーク上に表示されない
  • 管理画面にログインできない
  • 共有フォルダへアクセスできない

ただし、EMモードが表示されたからといって、すぐにデータが消えてしまうわけではありません。

故障の内容によっては、適切な手順でデータを取り出せる可能性があります。その一方で、自己判断でHDD交換や初期化、RAID再構築を行うと状態が悪化し、データ復旧が難しくなることもあります。

まずは慌てて操作せず、現在の状態を確認することが重要です。

LinkStationがEMモードになる主な原因

📌 LinkStationがEMモードになる主な原因

特に多い原因は次の5つです。

1. ハードディスクの故障
2. RAID情報の破損
3. ファームウェア異常
4. 電源トラブル
5. 経年劣化

長期間使用しているLinkStationでは、内蔵ハードディスクの故障が原因となるケースが多く見られます。

⚠ EMモードでやってはいけないこと

  • HDD交換を自己判断で行う
  • RAID再構築を実行する
  • 初期化する
  • 何度も再起動する

これらの操作により、データの上書きやRAID情報の破損が発生し、復旧難易度が上がる場合があります。

LinkStationでEMモードが表示されても、すぐにデータが失われるわけではありません。
今回のようにハードディスク故障が原因でEMモードになった場合でも、適切な診断と作業によりデータ復旧できる可能性があります。

EMモードを検出しましたと表示され、アクセスできなくなった場合は、まずは電源の入れ直しや初期化を繰り返さず、お早めにご相談ください。

EMモードでアクセスできなくなったLinkStationのデータ復旧事例

📋 案件概要

メーカー BUFFALO
機種 LinkStation
型番 LS410D0201
症状 EMモード・接続不可
障害内容 物理障害(不良セクタ)
復旧期間 2日

お客様より

社内でのデータ共有のために使用しています。

朝出勤してパソコンを起動させ、LS410D0201にアクセスをしようとするとできなくなっていたので、NasNavigatorからとりあえず状態を確認することにしてみました。すると、”EMモードを検出しました。”という表示がありました。

とりあえず問い合わせなどを行わすに修復ができないかと調べてみましたが、機器自体が壊れている可能性もあるということが分かりました。その後、メーカーにも問い合わせをしましたが、すぐにデータが必要であれば対応が難しいと言われました。

業務で使うためなるべく早くデータ復旧したいです。


診断の結果

LinkStationからハードディスクを取り出し、専用機器による診断を実施しました。

その結果、ハードディスク内の一部領域に不良セクターが発生していることを確認しました。障害規模は大きくありませんでしたが、EMモードの原因となる物理障害が発生している状態でした。

このまま通電や再起動を繰り返すと障害が進行し、データ復旧の難易度が上がる可能性があるため、慎重に作業を進めます。

復旧作業

まずはハードディスクへの負荷を最小限に抑えるため、専用機器を使用してクローンハードディスクの作成を行いました。

取得したクローンハードディスクからファイルシステムの解析を実施したところ、お客様が必要とされている業務データが確認できました。

 

復旧作業の結果

解析によって確認できたデータを一時保全し、Excel・Word・PDFなどの主要ファイルについてオープン確認を実施しました。
お客様のご都合により来店確認が難しかったため、リモート操作で復旧内容をご説明しました。

必要なデータが問題なく確認できたため、復旧データとしてお渡しすることができました。

EMモードによりアクセスできなくなったLinkStationでしたが、業務で必要なデータの復旧に成功しました。

担当技術者より

BUFFALO LinkStationのEMモードは、ハードディスク故障やRAID情報異常などが発生した際に表示されます。

EMモードになって、慌ててファームウェア更新や初期化を実施する事は避けてください。

特に業務データや写真データなど重要なデータが保存されている場合は、自己判断で操作せず、まずは現在の状態を確認することをおすすめします。

当社でもEMモードのLinkStationから多数のデータ復旧実績がありますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。

 

まとめ

LinkStationがEMモードになった場合でも、データ復旧できる可能性は十分にあります。

「EMモード」と表示されてアクセスできなくなった場合は、慌てて操作せず、まずは専門業者へご相談ください。

クイックマンではBUFFALO LinkStationシリーズのデータ復旧実績も多数ございます。業務データや大切なファイルが必要な場合は、お気軽にお問い合わせください。

 

 


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嶌津 篤勝(しまづ あつかつ)
幼い頃から様々な機器の分解が大好きで、ハードディスクの分解組み立てスピードと正確さはクイックマン随一の分解スピードマスター。精度も高く、分解成功率はなんと98%以上!頼れる分解技術者です。

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