データ復旧事例

鳴門市のHDL4-X8本体故障によるファイルサーバー障害を即日復旧｜I-O DATA LANDISKデータ救出事例

投稿日：2025.06.26 更新日：2025.06.26

メーカー：I-O DATA(アイオー・データ)製
型番：HDL4-X8　2TB×4
お客様からの症状：起動しない
障害：RAID崩壊
期間：3日

鳴門 LANDISK 緊急データ復旧事例：お客様より

徳島県鳴門市にある製造業の企業様より、「社内ファイルサーバーとして利用しているI-O DATA製HDL4-X8（2TB×4台）が突然ネットワーク上から消えてしまい、全くアクセスできなくなった」とご相談をいただきました。本体を確認しても電源が全く入らず、コンセントや電源コードを変えても状況は改善しませんでした。さらに、動作している同型のLANDISKにHDDを差し替えても認識せず、メーカーサポートに問い合わせた結果、本体側の故障であると判明。業務で日常的に使用している経理データや生産管理データなどが大量に保存されており、「一刻も早く復旧したいが、メーカーでは即日の出張対応ができない」と困り果てたご様子でした。

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鳴門 LANDISK 緊急データ復旧事例：診断結果

ご依頼を受け、当社スタッフが専用機器を持参して現地へ急行しました。まずHDD本体の状態を一点ずつチェックした結果、HDDそのものには物理障害や異常は見られませんでした。問題はNAS本体の電源ユニットもしくはメイン基板の故障により、電源が全く入らず起動できないことにありました。また、障害発生時にRAID情報が崩壊していると考えられ、お急ぎで必要なデータを現地で復旧し先行納品する事をご提案した所、「それが一番助かるよ！」と特急プランでのご注文を頂く事になりました。

鳴門 LANDISK 緊急データ復旧事例：復旧作業

他社では本体の修理やHDDの単純コピーのみを提案されることが多いですが、当社ではデータ復旧専用機器を活用し、より高度かつ迅速なデータ救出を実現しています。まず、現地にて専用機器に全てのHDDを接続し、崩壊したRAIDを仮想的に再構築しました。その後仮想RAIDを解析し、内部のデータ領域を確認。最も優先度の高い経理データや材料・生産管理ファイルからデータ抽出を開始。その場で納品用HDDに復元データを確保し、お客様立ち会いのもとで重要データの確認作業を行いました。業務の早期再開が求められていたため、最重要データを現地で先行納品する体制をとり、その後、お客様のご許可をいただきHDDを持ち帰り、神戸三宮ラボで全データ（約5TB・80万ファイル）の復旧作業に取りかかりました。

鳴門 LANDISK 緊急データ復旧事例：復旧作業結果

最初に抽出した最重要データを即日納品したことで、経理業務や生産管理業務をすぐに再開できたと、お客様から大変感謝の言葉をいただきました。その後、店舗でじっくりと全データを抽出し、細部にわたるデータ確認をリモートでお客様ご自身にも行っていただき、無事に全ての必要ファイルの復旧が完了。「他社では時間がかかると言われていたが、スピードと対応力に驚いた」とのお声も頂戴し、私たちとしても本当に嬉しい気持ちになりました。

鳴門 LANDISK 緊急データ復旧事例：担当技術者より

NAS本体の突然の故障は、HDD自体に問題がなくても、RAID構成の情報が崩れることでデータが取り出せなくなるリスクがあります。特に業務用の重要データが保存されている場合は、万が一に備えて定期的なバックアップを複数のメディアやクラウドに分散しておくことが非常に大切です。また、トラブル発生時は、ご自身でHDDを動かす前に、データ復旧の専門業者へご相談いただくことで、復旧の可能性が大きく高まります。私たちはメーカーや他社が即日対応できない案件にも現地対応し、最先端の専用機器で迅速なデータ復旧を行っていますので、お困りの際はご相談ください。

鳴門 LANDISK 緊急データ復旧事例：まとめ

今回は鳴門市で起きたHDL4-X8本体故障によるファイルサーバー障害の復旧事例をご紹介しました。電源が全く入らなくなったLANDISKから、データ復旧専用機器を用いて重要ファイルの即日救出と全データの完全復旧を実現しました。メーカーや他社では対応が難しい「即日対応」「現地対応」も可能ですので、突然のトラブルでお困りの際は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。