データ復旧事例

【TVで紹介】　10年ほど使用していたテラステーション(TS3400DN0804)からデータ復旧成功！（山口県柳井市　法人様）

投稿日：2025.05.01 更新日：2025.05.01

メーカー：バッファロー製
型番：TS3400DN0804
お客様からの症状：アクセスできない
障害：論理障害
期間：4日

お客様より：データアクセスができません。

業務を行っている際に開いていいるファイルの保存ができなくなってしまいTS3400DN0804の再起動を行ってみましたが、”EMモード”と表示されてデータへのアクセスができなくなってしまいました。再起動を行ってみても、状態は変わりません。データの復旧をお願いします。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果：物理的な障害の発生はなかったため、論理障害での対応になります。

データ復旧専用機器にて使用されているハードディスクの初期診断を行いました。使用されている4台のハードディスクからは、物理的な障害については発生していないと判断できる状態であったため、論理障害での対応を行うことにしました。

TS3400DN0804のデータ復旧作業にチャレンジです

潜在的な障害の発生などに対処できるよう、データ復旧専用機器にて4台のハードディスクに対してクローン作業を行いましたが、これらのハードディスクからは診断時に確認できなかった不良セクタなど、物理要害の要因となるエラーはなく、全領域の情報の取得に成功しました。作成した4台のクローンディスクからRAID用データ復旧機器にてRAID5の再構築を行いましたが、再構築後の環境内にフォルダやファイルの存在が確認できる状態でした。確認できたデータの一時取得を行い、取得できたデータの中にあるエクセルやワード、PDFなどのファイルをランダムにピックアップしてオープン確認を行ってみましたが、無事にデータが復旧できていると判断できる状態でした。

復旧作業結果：TS3400DN0804からのデータ復旧に成功！

取得できたデータのリストをお送りし、お客様に取得できたデータの確認を行っていただきました。リスト上にあるいくつかのファイルに対してオープン確認の依頼をいただいたため、対象データに対してのオープン確認を行ってみましたが、選択いただいたファイルはすべて正常に開けることが確認できました。お客様にオープン確認で依頼いただいたデータが無事に開けることが出来たため、復旧作業成功とさせていいただき、データのお渡しを行いました。

担当技術者より：TS3400DN0804のトラブルはデータ復旧クイックマンまで！

一部機器のNASの見た目が外付けハードディスクと大きく変わることがないため、電源が入ればそのまま使用できるように感じることがあるかと思いますが、NASもパソコンのというよりはサーバー機の一種となっています。最近はWindowsのサーバーOS系を使用している機器が増えてきていますが、10年位ほど前まではLinuxやunixと呼ばれるOSを使用しているものがほとんどでした。パソコンと同じように考えると、OSとして動いていくために必要なファイルの一部が破損してしまった可能性が高く、正常起動を行うことができなくなってEMモードで起動してしまったのでは？と推測しています。管理画面へログインすることができれば、修復ができる可能性もありますが、可能性はあまり高いというものではないため、日々のバックアップなどを含めた事前準備が非常に重要になってきます。テラステーションからのデータ復旧のご要望がございましたら、ぜひクイックマンへご相談下さい。