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サーバー・NAS・外付けHDDが水没したら?大雨・浸水時の正しい対処法

2026年9月8日、東海地方では猛烈な雨が降り、名古屋市でも記録的な大雨でした。

名古屋市では1時間に100mmを超える雨が観測され、道路の冠水や浸水が各地で発生。
名古屋市営地下鉄も一時全線で運転を見合わせるなど、交通にも大きな影響が出ました。

近年、夏から秋にかけて日本各地で豪雨による被害が発生しています。
大雨や浸水が発生した際は、まずは身の安全を最優先にしてください。

そして、浸水が収まり、いざ業務に戻ろうとしたとき、こんなトラブルに気づくことがあります。

「サーバーが起動しない」

「NASにアクセスできない」

「外付けHDDが認識しない」

水に濡れた機器を前にすると、原因を確認するために電源を入れたくなるかもしれません。

しかし、水没した機器は、むやみに電源を入れないことが重要です。

外側が乾いていても、内部の基板やHDD・SSDなどの記録媒体が影響を受けている可能性があります。
電源を入れることで、状態を悪化させてしまうケースもあります。

この記事では、サーバー・NAS・外付けHDD・パソコンなどが水没・浸水した場合に、
まず何を確認すべきか、やってはいけないこと、そしてデータを守るための正しい対処法について解説します。

水没した機器、まず何をすればいい?

水没・浸水した機器で最初に確認したいのは、「電源が入るか」ではありません。

まずは安全を確保したうえで、機器の状態を確認してください。

水没した機器で最初に確認すること

① どの程度まで水に浸かったか

② 電源が入った状態だったか

③ サーバー・NASの場合、HDDまで水が達しているか

④ 複数のHDDが水に濡れていないか

⑤ 別の場所にバックアップがあるか

そして、データが重要な場合は、電源を入れて動作確認をするのは避けてください。

水没したサーバー・NAS・HDDで「やってはいけないこと」

水没した機器では、次のような行為は避けてください。

⚠ 水没した機器のNG行為

× 電源を入れて動作確認する

× 電源のON・OFFを何度も繰り返す

× 濡れたHDDをパソコンに接続する

× 自分でHDDを分解する

× 急激に加熱して乾燥させる

× データ復旧ソフトを使って確認する

特に注意したいのが、「乾いたから大丈夫だろう」と考えて電源を入れてしまうことです。

「乾かせば大丈夫」とは限らない理由

機器の外側が乾いていても、内部まで完全に乾いているとは限りません。

基板や電源部分だけでなく、内部に搭載されたHDD・SSDなどの記録媒体まで影響を受けている可能性も高いです。

また、水分や汚れが内部に残った状態では、時間が経ってから腐食などの影響が出ることもあります。

「今は動かない」よりも「動かしてしまう」ことに注意

水没した機器は、動作確認を急ぐよりも、現在の状態を悪化させないことが重要です。


サーバー・NASが水没した場合

サーバーやNASは、複数のHDD・SSDで構成されていてRAIDが組まれている事が多いです。

その場合は、複数の記録媒体が同時に影響を受ける可能性があります。

確認しておきたいポイント

・本体のどこまで水に浸かったか
・HDD・SSDまで水が達しているか
・何台のHDD・SSDが影響を受けているか
・RAID構成になっているか
・バックアップが存在するか
・水没前に異常が発生していなかったか

「RAIDだから大丈夫」「1台くらいなら問題ない」と自己判断せず、重要なデータが入っている場合は慎重に対応することをおすすめします。

外付けHDD・パソコンが水没した場合は?

外付けHDDやパソコンも、基本的な考え方は同じです。

ケースの外側が乾いていても、内部のHDDまで影響を受けている可能性があります。

外付けHDD

電源を入れず、USB接続もしない。内部HDDの状態確認を優先します。

パソコン

電源を入れず、内部のストレージが水濡れしていないかを確認します。

「少し濡れただけだから大丈夫」と考えて電源を入れるのは避けてください。

重要なデータが保存されている場合は、まず状態を悪化させないことが大切です。


水害に備えて、今からできるデータ対策

水害によるデータトラブルは、発生してからの対応だけでなく、事前の備えも重要です。

特に事業所でサーバーやNASを使用している場合は、次のような対策を検討しておきましょう。

水害に備えて確認しておきたいこと

✓ バックアップを別の場所にも保存する

✓ バックアップから実際に復元できるか確認する

✓ サーバー・NASを床に直接設置しない

✓ 重要な機器を浸水しやすい場所に置かない

✓ 水害発生時の電源停止・復旧手順を決めておく

特に重要なのが、「バックアップも同じ場所に置かない」ことです。

本体とバックアップを同じ場所に保管していると、浸水や火災などによって両方が失われる可能性があります。

水没した機器からデータを取り出したい場合

すでに機器が水没してしまった場合は、まず電源を入れず、現在の状態を維持することをおすすめします。

そのうえで、

確認したいこと

「どの機器が、どこまで水に浸かったのか」

「内部のHDD・SSDまで影響を受けているのか」

「バックアップは存在するのか」

特に、

  • サーバー
  • NAS
  • RAID
  • 外付けHDD
  • パソコン
  • 複数台のHDDが水濡れしたケース

これらは、どこまで水が入ったか、どの部品が影響を受けているかによって、必要な対応が変わります。

水没した機器は、まず電源を入れない

大切なデータが保存されている場合は、動作確認を急がず、現在の状態を悪化させないことを優先してください。


水没したサーバー・NAS・HDDのデータ復旧ならクイックマンへ

データ復旧クイックマンでは、サーバー・NAS・RAID・外付けHDD・パソコンなどのデータ復旧に対応しています。

水没によって記録媒体まで影響を受けている場合、一般的なデータ復旧ソフトだけでは対応できないケースもあります。

「電源を入れてしまった」「一度乾かしてしまった」という場合でも、状態によって対応できる可能性があります。

水没した機器のデータが重要なら

無理に電源を入れたり、動作確認を繰り返したりせず、まずはご相談ください。

大切なデータが入っている機器ほど、無理に動作確認をせず、まず状態を確認することが重要です。

まとめ|水害時は「電源を入れない」が最優先

水没したサーバー・NAS・HDD・パソコンへの対応で、最も重要なのは慌てて電源を入れないことです。

水害時に覚えておきたい3つのポイント

① 電源を入れて動作確認しない

② 自分で分解・加熱乾燥・復旧作業をしない

③ 重要なデータがある場合は、状態を維持したまま専門業者へ相談する

水害は、いつ発生するか分かりません。

普段からバックアップを別の場所に保管し、万が一の浸水時にどう対応するかを決めておくことが、データを守るための一番の備えになります。

 

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