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Synology NASのランプ(LED)状態を徹底解説|オレンジ点滅の原因と注意点

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Synology NASのランプ状態とは何を示しているのか

Synology NASの前面には複数のLEDランプが配置されており、
それぞれが本体の動作状況や内部ストレージの状態を示しています。
これらのランプは単なる通電確認ではなくシステムの起動状況、
ディスクの健康状態ネットワーク接続の有無、
RAIDの整合性などを視覚的に知らせる重要なインジケーターです。

特にトラブル発生時にはDiskStation Managerの画面が確認できない状態でも、
ランプ表示が唯一の手がかりになることがあります。
たとえばSTATUSランプがオレンジに点滅している場合、
ボリューム異常やRAIDの問題が発生している可能性があります。
また、HDDランプが消灯している場合は、ディスクが認識されていないケースも考えられます。

ただし、ランプの色や点滅だけで故障を断定することはできません。
起動直後やシャットダウン中にも一時的に点滅することがあるため、
「どのくらいの時間続いているか」「他の症状はあるか」とあわせて判断することが重要です。
ランプ状態は“異常のサイン”であり、“最終診断”ではないという理解が必要です。

電源ランプ(Power LED)の状態と意味

電源ランプはSynology全体の基本動作を示す最も分かりやすい表示です。
しかし、点灯しているからといって正常とは限らない点に注意が必要です。

■ 緑色点灯

正常に起動し、システムが稼働している状態です。
ただし、内部でボリューム障害が起きていても電源ランプは緑のままというケースもあります。

■ 緑色点滅

起動処理中またはシャットダウン処理中です。
通常は数分で安定しますが、長時間点滅が続く場合は起動プロセスが停止している可能性があります。

■ 消灯

電源が入っていない、電源ユニットの故障、あるいはマザーボード障害の可能性があります。

電源ランプが正常でもアクセスできない場合、
問題はストレージやシステム領域にあることが多く、
単純な電源トラブルとは切り分けて考える必要があります。

 

STATUSランプの点灯・点滅パターン

STATUSランプはSynology NASの健康状態を示す最も重要なランプです。
トラブル発生時にはここに変化が現れることが多くなります。

■ 緑色点灯

システムおよびボリュームが正常な状態。

■ オレンジ点滅

ボリュームクラッシュ、RAID不整合、ディスクエラーなどの可能性があります。
特にオレンジ点滅が継続している場合は注意が必要です。

■ オレンジ点灯

重大なシステムエラーが発生している可能性があります。

■ 消灯

起動していない、または重大障害。

オレンジ表示が出ている状態で再起動や再構築を繰り返すと、
RAID情報の破損が進行する場合があります。
ランプが異常を示している段階では、
むやみに操作せず状況確認を優先すべきです。

 

HDDランプ(ディスクLED)の見方

各ドライブベイにはHDDまたはSSDの状態を示す個別LEDがあります。
RAID構成ではこのランプの変化が非常に重要です。

■ 緑色点灯・点滅

正常に読み書きしている状態。

■ オレンジ点灯

該当ディスクにエラーが発生している可能性があります。

■ 消灯(電源ON時)

ディスク未認識、物理故障、接触不良などが疑われます。

RAID1やRAID5など冗長構成であっても、
1台のディスク障害を放置すると再構築中に別ディスクが故障し、
全データにアクセスできなくなるケースがあります。
特にHDDランプの異常が出ている場合、
自己判断でディスクを抜き差しすることは避けるべきです。

 

LANランプ・ネットワーク表示の確認ポイント

Synology NASにはLANポートの通信状態を示すランプも搭載されています。
ネットワーク障害の場合、ストレージに問題がなくてもアクセスできないことがあります。

■ 緑点灯

リンク確立。

■ 点滅

通信中。

■ 消灯

LAN未接続、ケーブル断線、ルーター側障害の可能性があります。

「ランプは正常なのに共有フォルダが開けない」という場合、
ネットワーク経路の問題であることも少なくありません。
NAS本体の故障と決めつけず、LAN接続やルーター・ハブの状態も確認する必要があります。

 

ランプ異常が出ているときにやってはいけないこと

ランプ異常が出ている状態での誤操作は、復旧可能だったデータを失う原因になります。

■再起動の繰り返し

起動プロセス中に停止している場合、
HDDに物理障害が発生している可能性があります。
その状態で再起動を繰り返すとHDDの障害が悪化するケースがあります。

■HDDの順番変更

RAIDではディスク順序が重要です。
順番を変えるとRAID構成情報が上書きされ、
復旧が困難になる場合があります。

■RAID再構築の実行

状態を正確に把握しないまま再構築すると、
誤った情報で上書きされる危険があります。

■初期化

データ領域の上書き(ゼロクリア)が発生する可能性があり、
復旧難易度が大きく上がる、もしくは復旧できなくなります。

特に業務用途の場合は、操作を最小限に抑えることが重要です。

 

ランプ状態だけで判断できないケース

ランプが正常でも、以下のような症状が出ることがあります。

DiskStation Managerにログインできない
共有フォルダにアクセスできない
バックアップが突然停止した
SYSTEM BOOTING表示で停止

これらはシステム領域やRAID管理情報の破損が原因であることがあります。
外観上正常でも内部で障害が進行しているケースがあるため、
「ランプが正常=問題なし」とは言えません。

 

修理とデータ復旧の考え方

Synology NASのランプ異常が出た場合、「修理」と「データ復旧」は目的が異なります。
修理は本体を正常動作に戻すことが目的で、初期化やディスク交換が前提になる場合があります。
一方、データ復旧は保存データの取り出しを最優先とします。
ランプ異常が出ている段階で重要なのは、
「本体を直したいのか」「データを守りたいのか」を明確にすることです。
データが最優先であれば、安易な操作を避け、慎重に対応することが復旧可能性を高めます。

 

 

 

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