データ復旧事例

【TVで紹介】　10年ほど使用していた外付けハードディスク（LCH-2BF080TB2UG）からデータ復旧に成功！（岡山県岡山市　法人様）

投稿日：2025.12.12 更新日：2025.12.12

メーカー：LACIE製
型番：LCH-2BF080TB2UG
お客様からの症状：データが見れない
障害：物理障害
期間：5日以内

お客様より：LCH-2BF080TB2UGからカチカチという音がしています。

Macでのデータ保存用で使用していました。10年ほど使用してきたのでそろそろ買い替えた方が良いと思い新しい機器を注文した日にデータが読めなくなってしまいました。保存していたデータの画像や動画、WEBのソースデータです。直近で大阪へ出張する予定があるため、データの確認が可能であれば、お伺いしてのデータの確認を行いたいです。よろしくお願いいたします。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果：LCH-2BF080TB2UGからのデータ復旧作業は可能と判断できる状態でした

障害機器LCH-2BF080TB2UGを心斎橋本店へお送りいただき、専用機器にて初期診断を行ってみたところ、2台のハードディスクのうちの1台から、物理障害の発生を確認しました。もう1台のハードディスクについては特にこれといった障害の発生がありませんでしたが、機器を構成しているハードディスクのうちの1台にて物理障害を発生させているため、物理障害での対応を行うことにしました。

LCH-2BF080TB2UGのデータ復旧作業にチャレンジです

念のためということも踏まえて2台とも専用機器を使用してのクローン作業を実施しました。物理障害を発生させているハードディスクについては、全体領域の99.85%程度の領域の取得に成功し、障害の発生がなかったハードディスクについては、全領域の情報の取得に成功しました。作成した2台のクローンディスクを使用してデータ領域へのアクセスを行ってみまたところ、今回の機器はRAID0を使用していることがわかりましたが、データ領域内へのアクセスを行ってみると、フォルダやファイルの存在を確認することが出来ました。確認できたデータの一時取得を行って、取り急ぎ確認可能なデータに対してランダムに選択してオープン確認を行ってみましたが、選択したファイルは正常に開けることを確認できました。

復旧作業結果：LCH-2BF080TB2UGからのデータ復旧に成功！

お客様へ作業完了のご連絡を行った際に、大阪に滞在されているということでしたので、時間の調整を行っていただいて心斎橋本店にて取得できたデータの確認を行っていただきました。おきゃくさまじしんが出張時にMacbookを持ち歩かれているとのことでしたので、取得できたデータをお客様環境にて確認を行っていただくことにしました。取得できたデータの中で、3年ほど前に作成されたデータの一部に破損が見つかりましたが、それ以外については、無事にデータが復旧できているという判断をいただくことが出来たため、復旧作業成功とさせていただきました。ご来店いただいた際に、一部のデータを先行で納品させいただき、残りのデータについてはデータ確認時にお預かりした納品用媒体でへデータの移行を行って、後日郵送での納品を行わせていただきました。

担当技術者より：岡山でLCH-2BF080TB2UGのトラブルはデータ復旧クイックマンまで！

現在では最大で30TBのハードディスクが市場に出回っていますが、大容量のデータ保存媒体を求めるとなると、外付けハードディスクであっても、RAIDを使用する機器を使用されていることが多いです。特にRAID0については、RAIDを構成するハードディスクのうちの1台でも障害が発生してしまうと、データ領域へのアクセスが不可能となってしまいます。専門用語では耐障害性が確保できていないという表現をすることになるのですが、耐障害性を持たせるためには、ディスクの構成にもよりますが、RAID1やRAID5、RAID6を利用される必要があります。これらのREIDに併せてバックアップも行っていただくことで、想定されるリスクはかなり抑えることができるようになります。トラブルが発生した際は、まずクイックマンにご相談ください。