データ復旧事例
西条市データ復旧事例|開けずフリーズする外付けHDD(WD Elements Desktop WDBWLG0040HBK)からデータ復旧に成功
メーカー:Western Digital製
型番:WD Elements Desktop WDBWLG0040HBK
容量:4TB
症状:認識するが開くとフリーズ
障害:物理障害
期間:4日
※オプション料金別
お客様より:認識はするがフォルダを開くとフリーズする
西条市の製造関連法人様より、業務資料を保存していた外付けHDDが開けなくなったとのご相談をいただきました。機器はWD Elements Desktop WDBWLG0040HBKの4TBで、設備保全の写真、作業記録、取引先提出用の資料、社内の設計関連ファイルなどを一括管理されていたとのことです。PCに接続するとドライブ自体は表示されるものの、フォルダを開こうとすると画面が固まり操作が戻らない状態で、別PCでも同様の症状が出たと伺いました。できるだけ早く状況を確認してほしいとのことで、神戸三宮ラボへご郵送いただき、着荷後に診断を行う流れで対応を開始しました。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断の結果:不良セクタを伴う物理障害と判断
到着後、外付けHDDをデータ復旧専用機器に接続して状態を確認しました。その結果、不良セクタが確認できたため、本件は物理障害と判断しました。認識はするもののフォルダを開くとフリーズする症状とも整合する状態であり、通常環境での通電や読み取りを続けると症状が進行する可能性があるため、まずは安全にデータを確保する目的でセクタ単位のクローン作成が必要とご説明しました。業務継続に直結するフォルダがあるとのことでしたので、復旧工程では優先順位を付けて重要データから確認していく方針を共有しました。
復旧作業実施:セクタ単位で精密なクローンを作成しデータ抽出を実施
本件では通電や読み取りの繰り返しによる悪化を避けるため、データ復旧専用機器で負荷を抑えながらセクタ単位のクローン作成を行いました。読み取りが難しい領域では条件を調整し、リトライ制御を用いて可能な範囲のデータを慎重に確保します。クローン作成後は元ディスクへのアクセスを停止し、クローン上でファイル構造を確認してデータ抽出を進めました。お客様が特に急いで必要とされていた設備写真と作業記録のフォルダを優先し、業務への影響をできるだけ小さくする順序で作業を進めました。
復旧作業の結果:業務資料を4日で復旧
クローン上でフォルダ構造を確認したところ、保全写真、作業記録、提出用資料の多くが正常に参照できる状態で残っていました。最重要データを中心に内容を整理し、破損ファイルの有無を確認しながら抽出を実施しました。総データ量は約2TB前後で、日常運用で更新されていた直近のフォルダも含めて確保できたため、お客様側で必要な資料の連続性を保てる見込みが立ちました。お預かりから4日で外付けHDDにデータを確保し納品いたしました。ご担当者様からは「止まっていた確認作業を再開できる」と安堵されたお声をいただきました。

技術者より:開くと固まる外付けHDDは早めの相談を
外付けHDDが認識していても、フォルダを開くとフリーズする症状は、不良セクタが進行しているサインであることが少なくありません。無理に接続を繰り返すと読み取り不能領域が拡大し、復旧できるデータ量が減る可能性があります。日々更新する業務データほど、異変を感じた段階で通電を控え、早めに相談していただくことが結果的に最短の復旧につながります。併せて、世代管理されたバックアップや、重要フォルダだけでも二重化する運用が、同様のトラブル時に大きな安心材料になります。
まとめ:西条市のWD Elements 4TBでフリーズ症状からデータ復旧
西条市の製造関連法人様より、WD Elements Desktop WDBWLG0040HBK(4TB)のフォルダを開くとフリーズする症状についてご相談いただいた事例です。到着後にデータ復旧専用機器で診断した結果、不良セクタを伴う物理障害と判断し、セクタ単位のクローン作成を経てクローン上でデータ抽出を行いました。設備保全の写真や作業記録など業務に直結するデータを中心に約2TB前後を確保し、お預かりから4日で外付けHDDにデータを確保し納品いたしました。西条市で外付けHDDのデータ復旧をご検討中の方にとって参考になるケースです。
FAQ
Q1. 西条市で外付けHDDが認識するのに開くと固まる場合、すぐにやるべきことは?
A. 接続や再起動を繰り返さず、通電を控えて早めにご相談ください。
Q2. WD Elementsのような据え置き型4TBでも不良セクタは起きますか?
A. 経年劣化や使用環境により発生することがあります。
Q3. 郵送依頼でも急ぎのデータを優先して確認できますか?
A. 重要フォルダを伺った上で、復旧工程内で優先確認を行うことが可能です。
Q4. フリーズ症状が出ていてもデータは戻る可能性がありますか?
A. 不良セクタの進行度によりますが、クローン作成で確保できるケースがあります。
Q5. 同様のトラブルを防ぐ現実的な方法は?
A. 世代管理バックアップと、重要データの二重保存を習慣化することが有効です。
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