データ復旧事例

【TVで紹介】　出張対応　持ち込みができないテラステーションからのデータ復旧（大阪府東大阪市　法人様）

投稿日：2025.11.20 更新日：2025.11.20

バッファロー製
型番：TS5400DH1604
お客様からの症状：起動しない
障害：重度物理障害
期間：5日程度

お客様より：ディスクエラーが発生して使用できなくなってしまいました。

動画用サーバーで使用していたテラステーションになります。何年か前にディスクエラーが発生して1度交換を行ったのですが、休み明けに使用できなくなっていて状態を確認してみると、別のディスクからディスクエラーが発生していました。RAID5で使用していたはずなのでディスク交換ができないことは理解しているのですが、保存していた動画のデータを取り出していただきたいです。本来であればTS5400DH1604をお持ちしたいのですが、持ち出しができないので出張でのデータ復旧が可能であればお願いしたいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果：TS5400DH1604からのデータ復旧は可能と判断しました。

TS5400DH1604を梅田大阪駅前店へお持ち込みいただき、専用機器上での初期診断を行ったところ、3番のディスクが他の3台のディスクと同一のものではなかったため、事前に伺っていた通りすでにディスク交換を一度行われていることを確認しました。診断の結果、2番のディスクにて物理障害が発生していることを確認し、クローン作業を行ったうえで、データ復旧を行っていく必要があることをお客様へお伝えしました。1台あたりのディスク容量が大きいため、一度お預かりして作業を行うことをお伝えし、梅田大阪駅前店にて復旧作業を行っていくことにしました。

TS5400DH1604のデータ復旧作業にチャレンジです

長期間使用されていたため、お預かりした4台のディスクに対してクローン作業を行って改めて状態の確認を行ってみましたが、2番ディスクにて物理障害を発生させている以外、3台のディスクから不良セクタなどの障害の発生を確認することはありませんでした。作成したクローンディスクからRAIDの再構築を行い、データ領域内へのアクセス確認を行ってみたのですが、最新日付がおよそ1か月前の日付のデータしかなく、障害発生の直前まで使用はできていたというお客様からお話と照らし合わせてもデータが不足していたため、RAIDの構造解析や調整を行ってみると、4番ディスクが使用できないディスクであることが判明しました。残った3台のクローンディスクにて再構築を行ったデータ領域内にはお客様から伺っている最新日付のデータの存在を確認できたためデータ量の計測を行ってみたのですが、10TBほどのデータが保存されていました。一部のデータをピックアップして一時確保を行い、オープン確認を行ってみましたが、選択したファイルはすべて開けることを確認できたため、お客様に優先度の高いデータのみを先行でお渡しさせていただくか、全量データでのお渡しさせていただくかお伺いし、全量データでの納品をご希望されたため、全データの取得を行って取得できたデータの確認を行っていただくことにしました。

復旧作業結果：TS5400DH1604からのデータ復旧に成功！

取得できたデータを梅田大阪駅前店にて確認していただきました。お客様自身にて一部のデータをピックアップしてのオープン確認作業を行っていただきましたが、無事にデータが復旧できていることを確認いただけたため、復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より：TS5400DH1604からのデータ復旧は、ぜひクイックマンで！

NASやサーバーなどのRAID機器を使用していると、ディスクエラーが発生する場合があります。また、ディスクエラーの状態によっては、本来の構成よりも使用されているディスクが少なかったという事例も復旧作業を行っていく中では判明することがあります。RAID機器のエラーについては、筐体側から示されるエラー情報が正確ではない場合もあるため、エラーが発生した場合は、データ復旧専門業者にご依頼をいただくことが最速で、安全にデータを取り戻す選択肢になってきます。データでお困りの際は、ぜひご相談ください。