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テラステーション(TeraStation)TS3400DN、TS3410DN、TS3420DN障害発生時の対応方法

2024.02.16

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バッファロー製のNASであるテラステーション(TeraStation)には

TS3400DNシリーズ、TS3410DNシリーズ、TS3420DNシリーズがありますが、

それぞれが発売されてから5年~10年経過しています。

5~10年はNAS機器の寿命と言われておりトラブルが増えているためか

データ復旧クイックマンにご依頼が急増しております。

 

特に、

「電源ランプがつかない」

「ステータスランプが赤点滅している」

「本体に E14 ERROR みたいな表示が出ている」

というご相談が多いです。

 

そこで今回はバッファロー製のNAS テラステーション(TeraStation)の

TS3400DN、TS3410DN、TS3420DNシリーズのデータ復旧方法について解説いたします。

 

TS3400DN TS3410DN TS3420DNのトラブル時の初期対応

1.再起動

TS3400DN、TS3410DN、TS3420DNのNAS本体を再起動してみることで

エラーが解消され正常起動する可能性があります。

ただし、1度目の再起動でエラーが解消できず正常起動できない場合は、

何度も繰り返し再起動は行わないようにしましょう。

その理由は、症状を悪化させてしまったり、ハードディスクやSSDの記録情報が

書き換わってしまったりする可能性があるためです。

 

2.ケーブル再接続

当たり前のことですが、TS3400DN、TS3410DN、TS3420のNAS本体の

ケーブル類が抜けてしまっていると正常に動作することができません。

電源ケーブル、LANケーブルなどの接続に問題が無いかを調べ可能であれば代替品と

交換してケーブルに問題が無いかを切り分けると良いでしょう。

 

3.RAIDタイプを確認する

再起動してもダメでケーブル類も正常につながっている状態であれば

データ復旧業者に依頼する必要があります。

データ復旧を行う上でRAIDタイプやハードディスクの台数が重要となりますので、

構成情報の確認が可能であれば確認しておくと良いでしょう。

 

現在主流なRAIDタイプ

RAID0

ストライピング 2台のハードディスクにデータを均一分散して書き込む方式です。

 

RAID1

ミラーリング 2台のハードディスクに同じデータを同時に書き込む方式です。

 

RAID5

3台以上のハードディスクにRAID0のようにデータを分散しながら

パリティデータという情報も同時に作成する方式です。

ハードディスクが1台故障してもパリティデータによって元のデータが作成できます。

 

RAID6

4台以上のハードディスクにデータの分散とパリティデータを作成します。

ハードディスクが2台故障してもパリティデータによって元のデータが作成できます。

 

RAID10

4台以上のハードディスクが必要で、RAID0とRAID1を組み合わせた方式です。

 

 

わからない場合は深追いせずにわかる範囲でデータ復旧業者に内容を伝えるようにしましょう。

 

TS3400DN TS3410DN TS3420DNのトラブル時にやってはいけないこと

1.通電や再起動は控える

TS3400DN、TS3410DN、TS3420DNのNASにアクセスできない状態で、

通電や再起動を繰り返し行うと本体やHDDに負荷がかかり、

症状が悪化する場合があります。

1度目の再起動で解決しなかった場合は、

電源を切りそれ以上の通電は避けましょう。

 

2.HDDを取り外さない、交換しない

TS3400DN、TS3410DN、TS3420DNのNASは4台のHDDでRAIDを構成しています。

HDDの取り外しや交換をしてしまうことでRAIDの構成情報が崩れてしまうこともあるため、

HDDの取り外しや交換は絶対に避けましょう。

 

正しいデータ復旧業者の選び方

1.技術力のある業者を選ぶ

技術力のあるデータ復旧業者とは、

ハードディスクの物理障害以上の対応やRAIDのデータ復旧対応が可能で、

過去に同じメーカーで同じような症状からのデータ復旧に成功した実績がある業者です。

 

データ復旧の成功確率は技術力の高さによって大きく異なります。

技術力の高いデータ復旧業者は専用のツールやソフトを使い

高度なデータ復旧作業が可能です。

備えられている設備や復旧実績を確認し、信頼できる業者に依頼しましょう。

 

2.料金

データ復旧の料金は業者によって大きく異なることがあります。

無料新案見積もりが可能な業者にまずは診断・見積を依頼し、

予算を大幅にオーバーしていないかを確認しましょう。

ただし、料金が安いだけで技術力に問題がある・対応が悪い業者に依頼すると

データが復旧できない可能性があるため注意が必要です。

 

3.口コミを確認する

Googleクチコミ等、過去の利用者の声を確認することも

データ復旧業者を選ぶポイントとなります。

 

クチコミはサクラ投稿など一概には信用できない投稿もありますが、

「復旧できていないのに高額な費用を請求された」

「最初高額な見積もりが出て、依頼をキャンセルしようとすると半額以下になった」

「今すぐ作業しないとデータが復旧できなくなると脅された」

など明らかに満足度の低いクチコミが多い業者は要注意です。

 

クイックマンが対応可能な機器一覧

TS3400DN0404

TS3400DN0804

TS3400DN1204

TS3400DN1604

 

TS3410DN0204

TS3410DN0404

TS3410DN0804

TS3410DN1204

TS3410DN1604

 

 

TS3420DN0204

TS3420DN0404

TS3420DN0804

TS3420DN1204

TS3420DN1604

 

株式会社クイックマン フリーダイヤル:0120-775-200

 

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