データ復旧事例

データアクセスができなくなったランディスク(HDL-T2NV)からのデータ復旧(論理障害　香川県観音寺市　小売り業)

投稿日：2024.01.18 更新日：2024.01.18

メーカー：アイ・オー・データ製(内蔵：WesternDigital製)
型番：HDL-T2NV(内蔵：WD20EZRX)
症状：アクセスができない
障害：論理障害
費用：49,800円 (税込54,780円)～
期間：4日程度

※オプション料金別

お客様より

WindowsのパソコンとMacBookとで、データにアクセスしていたのですが、昨晩業務のまとめをするためにアクセスを行うとしてもアクセスができなくなっていました。売上管理のエクセルやSNS用の写真を保存しています。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

データ復旧専用機器にてハードディスクの初期診断を行ってみると、不良セクタなどの物理障害となる致命的な障害は見当たらなかったため、論理障害での対応を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

念のためにデータ復旧専横機器にてクローン作業を行いましたが、データが保存されている全領域に不良セクタなどはない状態で作業を完了することが出来ました。作成したクローンディスクにてデータ領域内の確認を行ってみたのですが、データが保存されているパーティションの情報を読み出せていなかったため、解析作業を行い、取得できる限りのデータの取得を行いました。取得できたデータのエクセルや写真のデータを20ファイルずつピックアップしてデータのオープン確認を行ってみましたが、選択したファイルすべて正常に開くことが出来たため、復旧作業成功と判断しました。

復旧作業の結果

取得できたデータのリストと写真データの一部をサムネイル化したデータをお客様へお送りし、確認を行っていただきました。確認いただいた結果、復旧作業成功と判断をいただくことが出来たため納品用媒体へのデータ移行を行って復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より

最近は、ほとんど聞くことがなくなりましたが、MacとWindowsの両方で使用されている機器は、ファイル破損であったり、データが読み込めなくなるというトラブルがあります。できれば環境ごとに分けていただくことが良いのですが、親和性が上がっているのは事実ですので、共用いただくにしてもしっかりとバックアップを行っていただいてトラブルが起きてしまっても対応をできるように備えていただくと安心です。また、NAS自体のフォーマットが特殊なため、障害が発生するとWindowsやMacの環境ではデータを確認することが出来ません。いざという時のために備えていただければと思います。