データ復旧事例

誤ってフォーマットしてしまったポータブルハードディスク(HD-PCF500U3)からのデータ復旧(論理障害　大阪府東大阪市　製造業)

投稿日：2023.07.25 更新日：2023.07.25

メーカー：バッファロー製(内蔵：東芝製)
型番：HD-PCF500U3(内蔵：MQ01ABF050)
症状：フォーマットしてしまった
障害：論理障害
費用：39,800円 (税込43,780円)～
期間：2日程度

※オプション料金別

お客様より

普段の仕事用で使用しているハードディスクです。ある程度のデータ量がたまると、不要になったデータを社内で使用しているサーバーに保存するようにしていました。今回もデータを移行させるつもりでつないだのですが、少しの間パソコンから離れていて、戻ってきてからハードディスクのフォーマットを行ったところ、データを移行させずにフォーマットを行ってしまったことに気づきました。エクセル、CAD、PDF、写真などのデータが重要です。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

データ復旧専用機器にて初期診断を行いました。ハードディスク自身からは潜在的なものも含めて物理的な障害は見つからなかったため、論理障害での対応を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

念のために専用機器にてクローン作業を行い、作成したクローンディスクよりデータの状態の確認を行ってみましたが、フォルダやファイルの存在を確認できなかったため、解析作業を行うことにしました。解析作業の結果、表示されてきたフォルダについてはすべて名称が変更されていましたが、いくつかのファイルを乱打国開くとファイルは正常に開けていたため、とり急ぐデータの一時確保を行いました。一時確保したファイルをエクセル、写真、PDFそれぞれで30ファイルずつピックアップしてオープン確認を行ってみましたが、すべて正常に開けていることが確認できました。

復旧作業の結果

お客様にご来店いただいてデータの確認を行っていただきました。取得できたフォルダの名称が変わってしまっていたため、お客様はとても心配をされていましたが、実際にフォルダを開いていくと、記憶内にあるデータが次々と確認でき、オープン確認でも正常にファイルが開けることを確認いただけたため、復旧成功と判断いただくことができました。お預かりした納品用媒体にデータの移行を行って、復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より

フォーマットをかけてしまうと、もともとあったフォルダの構成がリセットされ表示されなくなるというのが実際のパソコン上での動きとなります。そのため、誤ってデータを消してしまった時と同じように、新しいデータなどの追記が行われない限り、復旧成功率は高いものであると判断しています。誤ってフォーマットしてしまっても慌てずにまずはフリーダイヤルよりご相談いただくことをお勧めします。