データ復旧事例

データが読めなくなった保存用の外付けハードディスク(ST8000DM004)からのデータ復旧(物理障害　神戸市長田区　服飾デザイン業)

投稿日：2021.07.06 更新日：2021.07.06

メーカー：Seagate
型番：ST8000DM004
症状：データへのアクセスができない
障害：物理障害
費用：49,800円(税込54,780円)～
期間：4日程度

※オプション料金別

お客様より

デザインデータの保存用に外付けハードディスクを使用していたのですが、ハードディスクの中身と接続用のドックの便利だったので、ついでに1台のハードディスクにデータをまとめて使用していました。先日からハードディスクがマウントできなくなってしまい、一部の作業が止まってしまっています。ほとんどのデータは以前使用していたハードディスクを参照さればよいのですが、ここ1年ほどのデータのバックアップがないのでどうしても必要です。デザインソフトやイラストレータで作ったデータが重要です。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

専用機器にてハードディスクの初期診断を行いました。データ領域へのアクセスが非常に不安定で、たまに不良セクタが見つかったりしていたため、物理障害での対応を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

専用機器にてハードディスクのクローン作業を行いました。クローン作業を行った結果、全体領域の95%程度を取得することができました。クローンディスクからデータ領域へのアクセスを行ってみましたが、一部フォルダの表示以外の確認ができなかったため、解析作業を行い確認できたデータを取得しました。取得できたデータを確認できる範囲内でランダムにオープン確認を行ってみましたが、20ファイル中17ファイル開けることが確認できました。

復旧作業の結果

データ確認用のパソコンをご準備いただき、取得データの確認を行っていただきました。お客様にて確認いただいた中では破損データは見つからなかったため、復旧作業成功と判断いただきデータのお渡しを行わせていただきましたが、確認いただいていないデータの中に破損データが存在している可能性があることをご理解いただいての納品となりました。

担当技術者より

不良セクタが発生してしまうと、どうしてもファイル破損問題がついて回ります。Office系のファイルであれば、破損の程度によっては自動修復機能で元通りに開くことができることがありますが、それ以外のファイルでは修復ができないものもあるため、不良セクタが発生していしまっていたら、一緒にファイル破損が発生してしまっているというリスクが発生することをご理解いただきますようお願いいたします。