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【大雨・落雷・台風】自然災害に見舞われたパソコンの最適な対処

2021.06.25

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当社ではデータ復旧サービスを提供しておりますが、

大雨や落雷、台風の直後にデータ復旧のご相談が急増します。

 

「パソコンが水につかってしまった」

「パソコンの動作に不具合が出ている」

「停電の後からパソコンが起動できない」

といったご相談内容です。

 

そこで今回は

自然災害が発生した時に起きやすいパソコンの障害事例と対策や対処方法を解説いたします。

 

大雨によるパソコンの被害

◆事例

・ノートパソコン等を持ち運んでいるときに、雨に濡れてしまった

・大雨で室内に浸水し、床に置いていたデスクトップパソコン本体が水没してしまった

 

◆発生する障害

・パーツの不具合

キーボードが押せなくなるマウスが動かないクリックが反応しないディスプレイの液晶に不具合が出て表示不良を起こす。

・水に濡れたり水没することによってショートし、起動できなくなる

・水分に含まれる不純物によって内部基板などが錆びてしまう

 

◆事前の対策

・雨の中持ち運びが必要となったノートパソコンは防水ケース等、防水アイテムを利用する

・デスクトップパソコンはできる限り床の上に置かず、かさ上げの台や机上に設置する

 

◆事後の対処方法

・パソコンを起動させない

パソコンの内部に水分がある状態で通電してしまうとショートし、故障する可能性があります。

無事かどうかを確認するために電源を入れてしまう事がトドメとなり物理的に損傷してしまう為、避けましょう。

 

・乾燥させない

乾燥させてしまうと含まれていた不純物だけが残り錆の原因となります。

水に濡れてしまったからと言って風通しの良いところに置いたりドライヤーで乾かしたりしないようにしましょう。

 

・専門業者へ相談する

パソコンを使用できる状態にしたい場合は修理業者へ相談し、

中のデータの取り出しをご希望される場合はデータ復旧業者へ相談しましょう。

 

落雷によるパソコンの被害

◆事例

・雷サージによってパソコンが故障する

電線などの近くで落雷が起きた場合、電線やアンテナを伝って高圧電流がコンセントに流れる現象が発生します。

その影響でパソコン本体、内蔵HDD、NAS機器等が故障してしまう事があります。

 

・パソコン等の機器の電源が切れる

落雷によって発生する停電によりパソコン等の機器が強制電源断となります。

 

◆発生する障害

・パソコンが起動できない

パソコンに高圧電流が流れることによって故障してしまい、パソコンが起動できなくなります。

故障部品を交換することで起動が可能になる場合はありますが、

内蔵のHDDやSSDが物理的に破損した場合はデータ復旧が必要となります。

 

・パソコンの動作に不具合が出る

正常に起動するものの動作が遅い・反応が鈍いなど不具合が発生する場合があります。

エラーメッセージで「ハードディスクの問題が検出されました」と表示することもありますが、

その原因として落雷後の停電で強制電源断されることにより、ハードディスクに負荷がかかり

機械的な不調が発生することが考えられます。

不具合がある場合はすぐにデータのバックアップを取りましょう。

バックアップの途中でエラーが出る場合はデータ復旧が必要となります。

 

◆事前の対策

・雷サージ対策付き電源タップを使用する

落雷によって雷サージが発生したとしてもパソコンに過電流が流れることを防ぐことができます。

しかし、一度雷サージを防ぐと防御機能が壊れてしまうため、都度買い替えが必要となります。

 

・雷サージ保護機能付きの無停電電源装置(UPS)を導入する

UPSは停電により電力の供給が遮断されたときに接続している機器に電力を供給し、

強制電源断を防ぐことができます。

 

・接続されているケーブルを抜く

雷が近くで鳴り始めた事が判れば雷サージを防ぐ為にもその侵入経路であるケーブルを全て抜くことが有効です。

電源が入っていなくても故障することがある為注意しましょう。

例:電源ケーブル、LANケーブル、TVアンテナケーブル、アース線、モジュラーケーブル等

 

◆事後の対処方法

・放電処置を行う

落雷があり電源が落ちた場合は、電源ケーブルやLANケーブル等を抜き5分から10分程放置(放電)しましょう。

 

・正常に動作している間にデータのバックアップを取る

上記方法で起動できた場合は速やかにデータのバックアップを取り大切なデータを保護しましょう。

起動できない場合や、バックアップがうまく取れない場合は専門業者への相談や依頼が必要となります。

 

台風によるパソコンの被害

◆事例

・停電が発生しパソコンに障害が発生する

強い勢力を持った台風が起こす強風は電柱を倒したり電線を切断したりと様々な被害を及ぼします。

その影響で停電が発生し突然パソコンの電源が落ち、様々な障害を引き起こします。

 

◆発生する障害

・パソコンが起動しない

パソコンの電源が停電によって突然落ちてしまう事は、通常のシャットダウンとは異なり

強制的に機械をストップさせてしまう事になります。

場合によってはパソコン部品が破損して起動できなくなるといった障害が発生します。

 

・パソコンは起動するがOS起動に失敗する

停電により正常なシャットダウンが行われなかった場合、

部品のハード面だけの問題ではなくOSのシステム部分が損傷してしまう事も珍しくありません。

その場合、パソコンは起動できてもOSが動作せず正常に起動できないといった障害が発生します。

 

◆事前の対策

無停電電源装置(UPS)を導入する

UPSは停電により電力の供給が遮断されたときに接続している機器に電力を供給し、

強制電源断を防ぐことができます。

 

・データのバックアップをこまめに取る

停電が発生しそうなほどの強い台風が近づいているとなった時は、

パソコンの電源を切り台風が収まるまで電源を点けないようにするのが一番の対策ですが、

それはなかなか難しいと思います。

作業中のデータはこまめに保存を行い、重要なデータは被害が出る前にバックアップをお勧めします。

 

◆事後の対処方法

・内蔵されているHDD・SSDを取り外し別のパソコンに接続してみる

HDD・SSD以外の部分に障害が発生していてパソコンが起動できない場合や、

HDD・SSDのOS部分のみに不具合が生じている場合は別のパソコンに接続することで

データが確認できる場合があります。

ただし、HDD・SSDに物理的な障害が発生している場合は症状が悪化したりデータが破損したりする

ケースがありますので、データが必ず必要という場合はこの方法は実施しないでください。

 

・専門業者へ相談する

パソコンを使用できる状態にしたい場合は修理業者へ相談し、

中のデータの取り出しをご希望される場合はデータ復旧業者へ相談しましょう。

 

データ復旧クイックマンにお任せください。

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データ復旧クイックマンは大手データ復旧会社から独立したエンジニアが所属するデータ復旧業者です。

国内や世界各国の復旧業者と情報交換・技術導入を行っており、少数精鋭のエンジニアがお客様の

大切なデータの復旧を行っております。

技術力はもちろん、お客様に安心してご依頼いただけるよう日々心掛けております。

トラブルによってデータ復旧が必要となった際にはぜひ一度ご相談いただければ幸いです。

 

まとめ

今回は自然災害が発生した場合の対策や対処方法を解説しました。

一番重要なのは

「大切なデータがある場合は症状の悪化に注意し、確実に復旧させる」

ことです。

自力で復旧させようとして症状を悪化させてしまうと元も子もありませんので、

無料診断を実施しているデータ復旧業者にHDD・SSDに物理障害が発生しているかどうかを診断してもらい、

その後対応を考えるという方法が最善かと思います。

 

データ復旧クイックマンでは大雨や落雷、台風等の自然災害が発生した後全国からデータ復旧のご相談をいただいています。

もちろん無料診断を実施させていただき、適切な対応方法をご案内させていただいています。

 

特にデータ復旧が必要な場合は、

「データ復旧可能かどうか」

「どれくらいの期間で復旧できるか」

「データ復旧作業の費用はいくらかかるか」

を重点的にご案内させていただきます。

お客様からの疑問にもわかりやすくお応えするように心がけておりますので、

機器のトラブルの際にはぜひ一度ご相談いただければ幸いです。

 

 

突然の機器トラブル、緊急でデータ復旧が必要な際はクイックマンにご相談ください。

クイックマン(S&Eシステムズ株式会社) フリーダイヤル:0120-775-200

 

 

データ復旧 クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル 0120-775-200まで。

 

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