データ復旧事例

【緊急対応】認識されなくなったデスクトップ用ハードディスク（WD20EURS）からのデータ復旧(物理障害　神戸市兵庫区　製造業)

投稿日：2021.03.02 更新日：2021.03.02

メーカー：WesternDigital製
型番：WD20EURS
症状：ディスクの管理で表示されない
障害：重度物理障害
費用：118,000円(＋税)～
期間：1日程度

※オプション料金別

お客様より

製図用のパソコンを自作で組み立てて使用していました。認識をしなくなったハードディスクは以前に使用していたパソコンから、過去データを参照できるように移設してきたものです。そのハードディスクのデータを確認しようとしたのですが、マイコンピュータ上でアイコンが表示されていなかったため、ディスクの管理を開いてみると、ハードディスクは表示されていませんでした。CADのデータとエクセルとPDFのファイルがほとんどです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

専用機器にてハードディスクの診断を行ってみました。通電は行えるのですが、ヘッド自身が動き出すことを確認できない状態でした。重度物理障害での対応を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

お預かりしたハードディスクを専用機器にてデータの調整を行い、正常にアクセスができるようになったところで、クローン作業を開始しました。クローン作業の結果、不良セクタなどは見つからなかったため、データ領域へのアクセスを行ってみると、フォルダやファイルの存在が確認できました。データの一時確保を行ってから、オープン確認が可能なデータを30ファイル程度ピックアップしてオープン確認を行ってみましたが、30ファイルすべて正常に開けることが確認できました。

復旧作業の結果

念のためにお客様にデータ確認用の環境をお持ちいただいてCADデータのオープン確認を行っていただきました。お客様のほうで、ランダムにオープン確認を行われ、選択したすべてのファイルが無事に平めることが確認いただけました。復旧作業成功と判断していただき、確保データを納品用媒体へコピーし、復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より

重度物理障害では、よくあるカチカチやコッコンカッコンといった異音の発生以外にも、ヘッドが動くような音が全くせず、モーターが回転しているだけということもあります。このような状態であっても、突然動き出して、傷をつけてしまったりなど、予測不能な動きをすることがあるため、異常を見つけた場合は、できるのであれば、ハードディスクを取り出していただいたり電源を落としていただくことをお勧めいたします。。皆様の大切なデータを守るための手段としてご理解をお願いいたします。