データ復旧事例

防犯カメラで使用されていたWesternDigital製HDDからのデータ復旧(論理障害　防犯カメラから再生できない　大阪市北区　建設業)

投稿日：2021.02.15 更新日：2021.02.15

メーカー：WesternDigital
型番：WD30PURX-64P6ZY0
症状：防犯カメラから映像がみれない
障害：論理障害
費用：49,800円(＋税)～
期間：1週間

※オプション料金別

お客様より

工事現場に設置されていた防犯カメラに内蔵されているハードディスクのデータが見れません。そこまで急いではいないのですが防犯カメラの映像を確認する必要性があります。防犯カメラのログを見る限り確認したい日付のデータが保存できているはずなので何とか映像データを見れるようにしてほしいです。

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診断の結果

専用機器でお預かりしたハードディスクの診断したところ物理的な障害は見受けられませんでした。データの書き込み領域を確認したところ、カメラ独自の特殊なフォーマットで記録されており映像データを確認することができませんでした。論理障害での対応ですが書き込まれているデータの解析作業が必要と判断しました。

復旧作業にチャレンジです

復旧作業中にハードディスクに障害が発生してはいけない為、クローンハードディスクを作成し保全を行った後に解析作業を実施しました。特殊な形式でのデータの書き込みが行われていた為解析作業は少し難航しましたが1週間程度で映像データとして再生できるデータを確認することができました。

復旧作業の結果

元のデータに比べ再生時間が10秒から30秒程度で細切れになった動画ファイルでの復旧となりました。明確な復旧率がわからない状態でしたので、店頭でお客様に復旧できたデータの確認を実施していただきました。復旧の状況をご説明し一つ一つのデータの再生を行っていただきました。進捗に確認作業を進め、十分に役に立つデータであることが確認できた為、納品をさせていただきました。

担当技術者より

防犯カメラなど特殊機器に保存されるデータの形式は機器メーカー様の独自使用のものがほとんどでデータの復旧難易度は非常に高い部類となります。他社様で復旧することができずクイックマンにご相談いただくケースも最近では増えてきています。今回は復旧できましたが復旧ができないケースもありますが、ご相談、診断は無料ですのでお困りの際にはお気軽にご相談いただければ幸いです。