データ復旧事例

DELL製デスクトップパソコン(OPTIPLEX980)のデータ復旧事例(重度物理障害起動しない大阪市旭区プラスチック加工業)

投稿日：2020.06.25 更新日：2020.06.25

メーカー：DELL(内蔵：WesternDigital)
型番：OPTIPLEX980(内蔵：WD1600AAJS)
症状：ヘッド破損による稼働不良
障害：重度物理障害
費用：99,800円(＋税)～
期間：1週間程度

※オプション料金別

お客様より

CADソフト入れ替え準備のため一部制作作業のために使用していました。ちょっと前にカチカチという音がしたため、ハードディスクを取り出してUSBでつないでみました。すると、ガリガリという音がしながら起動したしたため、慌てて電源を切りました。他社で何社か見積もりを出してもらっているのですが、20～30万円の見積を提示されています。このような状態でもデータの復旧は可能でしょうか？梅田大阪駅前店に持ち込みを希望します。

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診断の結果

専用機器をとおして通電確認を行いました。モーターの回転が非常に悪く、こすれているような音がしていました。重度物理障害で対応を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

まずはハードディスクを開封し、傷の状態などを確認しました。目視の範囲内では傷もなく以上も確認しませんでした。初期診断時点でモーターの動きに怪しさを感じたため、ハードディスクを完全分解し、制御基板以外のすべてのパーツを交換しました。専用機器を通しての通電確認からハードディスクに認識まで正常に行えたため、そのままクローン作業を実施しました。作成したクローンディスクの論理領域にアクセスし、データの確認を行いました。社内で確認できないデータ以外は問題なく復旧ができていると判断できたため、お客様にデータの確認を行っていただくことにしました。

復旧作業の結果

ご来店いただき、データの確認を行っていただこうとしたのですが、CADデータの確認環境を準備できなかったため、それ以外のデータを確認いただく流れになりました。クローンとしては100%領域を取得でき、99%以上の復旧率であったため、復旧成功と判断いただけました。

担当技術者より

重度物理障害となると、ヘッド交換が主な作業となってきますが、ハードディスクに状態によっては、それ以外のパーツも交換が必要になってきます。とくにディスクを回すモーターについては、ハードディスクのケースに直付けされているため、使用可能な既存のパーツをごっそりと入れ替える必要があります。非常に高度な作業になるため、復旧会社によっては、別の料金メニューが存在していたりします。クイックマンでは定額プランでのお見積りの提示を行っているため、復旧作業を行っている最中にいきなり金額変更することはありません。安心してご依頼をいただければと思います。