データ復旧事例

バッファロー製ポータブルハードディスク(HD-PLF500U3-B)のデータ復旧事例(物理障害アクセスができない大阪市北区人材派遣業)

投稿日：2020.06.19 更新日：2020.06.19

メーカー：バッファロ－(内蔵：WeternDigital)
型番：HD-PLF500U3-B(内蔵：WD5000LPVX)
症状：不良セクタによるアクセス不可状態
障害：物理障害
費用：49,800円(＋税)～
期間：2日程度

※オプション料金別

お客様より

請求書や給与明細などの業務用データを保管していあるハードディスクです。たまに抜くことがありますが、基本的にパソコンに挿したままで使用していました。別パソコンでの作業が終わりハードディスクを自身のパソコンに挿すと、アクセスできませんと表示されて、保存していたデータが見れなくなりました。できる限り早くデータが欲しいと思っているのですが、梅田大阪駅前店での対応は可能でしょうか？

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診断の結果

専用機器にてお預かりしたハードディスクの状態を診断しました。セクタの読み込みチェックで不良セクタが確認されたため、物理障害で対応を行うことにしました。それ以外の障害は見つかりませんでした。

復旧作業にチャレンジです

専用機器を使用しての、クローン作業を開始しました。読み込み初めから1%に満たない範囲で不良セクタがはっせいしました。作業開始時に見た不良セクタ以外は不良セクタは見つかりませんでした。作業の結果、99.99%以上の領域の取得に成功しました。論理領域にアクセスし、データの確認を行ってみたところ、フォルダなどへのアクセスが問題なく正常に行えたため、データの一時確保を行いました。

復旧作業の結果

取得したデータを確認していただきました。必要データについては20ファイル程度のオープン確認を行っていただき、問題なくファイルが開けることを確認いただき、復旧データとしてお渡ししました復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より

今回おそらくですが、ファイルシステムの情報を保存しているデータが不良セクタで読めなくなった？と予測しています。論理障害であれば、情報を保存しているファイルが破損した可能性が高いです。実際保存されているフォルダやファイルについては、不良セクタやはファイル破損の影響を受けていなければ、ほぼすべてのデータが復旧でできるのでは？判断しています。今回のような内容は復旧率の高い作業なので、期待はできるかと思います。