データ復旧事例

東芝製MD04ACA200、モータが回転しない状態からのデータ復旧(大阪市浪速区　建設業)

投稿日：2020.04.20 更新日：2020.04.20

メーカー：東芝
型番：MD04ACA200
症状：パソコンに接続しても認識しない。モータが回転している音が全くしない。
障害：重度物理障害
費用：118,000円(＋税)～
期間：3日程度

対応：心斎橋本店

※オプション料金別

お客様より

外付けハードディスクとして使用していたハードディスクにアクセスできません。社内のパソコンに詳しいものが、ハードディスク本体を取外してUSBのケーブルで別のパソコンに繋いだようですが、まったく症状がかわりません。モータが回転する音が全くしていないとのことです。仕事で必要な、CADやPDF、写真が必要です。データ復旧をお願いします。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

障害ハードディスクを専用機器で診断した結果、お客様のご申告どおりでモータが全く回転しない状態を確認しました。ハードディスク本体の基板の通電確認を行ったところ通電していない状態を確認しました。データを復旧する為には、基板の修復作業を行った後に、他箇所の不具合を確認し対応する必要があります。ハードディスクの分解作業が必要な為、重度障害と判断いたしました。

復旧作業にチャレンジです

ハードディスクから基盤を取外し、修復作業を実施しました。今回の障害ハードディスク東芝製のMD04ACA200は3.5インチの東芝製ハードディスクで流通量の多い「DT」で始まる型番と違い、基板の構造が複雑です。パーツの確認を慎重に行いながら作業を進めました。結果として基板の修復のみでハードディスクに書き込まれていたデータを読み出すことができました。すぐにクローンの作成を行い、作成したクローンハードディスクよりお客様の必要なデータを確認することができました。

復旧作業の結果

復旧したデータの内、事前にお客様からお伺いしていた重要フォルダを中心にデータの確認を行いました。CAD、PDF、写真ファイルともに30点のデータの確認を行い全てのデータが問題なく開けることを確認できました。クローンの状況も踏まえて99%以上の復旧率と判断いたします。

担当技術者より

今回の障害ハードディスクである東芝製MD04ACA200は、基板の構造も複雑で修復する為には、少しだけ特殊なはんだ付けの技術が必要となります。非常に細やかな作業が必要ですので正しいはんだ付けの知識と豊富な経験が必要となります。クイックマンでは、データ復旧に必要な技術について、それぞれに専任の高い技術者がおりますので安心してご依頼いただければ幸いです。